出版社内容情報
本書は升田幸三実力制第四代名人の将棋の中から振り飛車の好局101局を厳選しました。
升田将棋は、当時としては非常に先進的で現代にも通じる魅力があります。
大舞台はもちろん、今まであまり知られていない
振り飛車を駆使した魅せる将棋も全て解説付きで収録しています。
升田の「振り飛車の神髄」を存分に堪能してください。
内容説明
四間・三間・中飛車・向かい飛車から角交換型まで、升田の将棋を101局収録。
目次
巻頭特集 升田の振り飛車
棋譜鑑賞(第5回東西対抗勝継戦 昭和31年1月25日佐瀬勇次七段―升田、新機軸を披露;第11期A級順位戦挑戦者決定戦三番勝負第1局 昭和32年4月6日塚田正夫九段―大一番で初めての振り飛車;第11期A級順位戦挑戦者決定戦三番勝負第3局 昭和32年4月29日塚田正夫九段―良さを求める振り飛車;第5回早指し王位決定戦本戦 昭和33年10月13日北村昌男七段―復帰初戦で自分らしい勝ち方を示す;第8期王将戦リーグ 昭和33年11月24日五十嵐豊一八段―戦術上意義ある一局 ほか)
巻末付録
著者等紹介
石川陽生[イシカワアキオ]
1963年3月5日生まれ、東京都新宿区出身。1977年6級で(故)高田丈資七段門。1980年初段。1986年5月4日四段。1991年7月16日五段。1998年7月30日六段。2007年10月23日七段。1983年1月、第5回若駒戦優勝。1992年3月、第50期順位戦でC級1組昇級。2002年12月、第44期王位戦でリーグ入り。2010年1月、通算400勝。2011年5月、現役勤続25年表彰。竜王戦は4組通算3期。順位戦はC級1組通算18期(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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