出版社内容情報
本書は平成に現れた「横歩取り・相掛かり・矢倉・雁木・角換わり」の新手を網羅的に解説した書籍です。
特に重要な新手に関しては、古い形から解説しているので総合定跡書としても読むことが出来ます。
新手の登場により、矢倉模様から横歩取りになったり、角換わりから相掛かりになっていたりと戦型同士の垣根が低くなりました。
ですから、これからの居飛車党は全ての戦型に対しての知識が求められる事は間違いないでしょう。
本書は各戦型を独立の章立てで解説しているので、興味のある戦型から読み進める事もできますが、
通して読んでいただく事でバラバラな戦型同士がどうやって結びついているかが、理解できる仕組みとなっています。
本書で、各戦型の知識を補完し現代の居飛車党を目指してください。
内容説明
将棋は30年でどう変わったか?なぜ生まれたのか?どうして消えたのか?平成に現れた新手・新戦法・新構想の栄枯盛衰を徹底解説。根本的な背景から学ぶ居飛車の総合定跡書。
目次
第1章 横歩取り系(青野流;最新の青野流 ほか)
第2章 相掛かり系(UFO銀;現代相掛かりの基礎知識 ほか)
第3章 矢倉系(先手4六銀VS後手4五歩;左美濃急戦 ほか)
第4章 雁木系(後手角換わり拒否雁木;後手角換わり拒否雁木 新型 ほか)
第5章 角換わり系(旧型同型 富岡新手と塚田新手;新旧対抗型 ほか)
新手アラカルト
著者等紹介
片上大輔[カタガミダイスケ]
1981年8月28日生まれ、広島県広島市出身。1993年6級で森信雄七段門。2004年四段。2018年七段。東京大学在学中にプロデビュー。東大卒の棋士は史上初。2013年から日本将棋連盟理事。2015年~2017年、日本将棋連盟常務理事を務める。居飛車・振り飛車ともに指しこなすオールラウンダー。趣味のバッグギャモンで、国内主要タイトルの一つである王位戦では2度の優勝経験を持つ(2005年・2018年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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