出版社内容情報
飯島流引き角戦法の最終進化形!羽生善治による将棋ドリル誕生!
本書は永世七冠を達成し国民栄誉賞を獲得した羽生善治竜王による将棋ドリルです。
将棋のルールは覚えたけれど、実際対戦したときに何をどう動かしていいのかわからない・・・。そういう方にぜひ読んでほしいのが本書です。
将棋の駒にはそれぞれ価値があり、価値の低い駒と高い駒を互いに取り合うと高い駒を取ったほうが得をします。
このような得を積み重ねることで対局を有利に進めることができ、勝ちに近づくことができるのです。
本書はこの「駒の損得」を中心にこまをタダで取られない方法や、有利になる取り合いについて一問一答形式で出題・解説しています。
これらの問題に取り組み、きちんと理解することができれば確実に棋力がアップするはずです。
ルールを覚えて最初に読むべき一冊として自信を持ってオススメします。
羽生善治 選題[ハブヨシハル センダイ]
著・文・その他
内容説明
得する手と損する手の違いは?将棋の「駒の価値」を覚えよう!永世七冠・羽生善治が贈る将棋ドリル第3弾!
目次
本書の概要
駒の価値
これはただ?
ただで取られないためにその1 利きから逃げる
ただで取られないためにその2 利きを止める
ただで取られないためにその3 取られても取り返す
どちらが得をしていますか?
著者等紹介
羽生善治[ハブヨシハル]
1970年9月27日生まれ、埼玉県所沢市出身。1982年12月、6級で奨励会に入会。師匠は二上達也九段。1985年12月、四段昇段で史上3人目の中学生プロ棋士となる。プロ入り後、早くも頭角を現し、1987年第10回若獅子戦で公式棋戦初優勝。1989年、第2期竜王戦で初タイトル獲得。19歳3カ月でのタイトル獲得は当時最年少記録。1993年、第34期王位戦で王位を獲得し史上最年少での五冠達成。1994年、第7期竜王戦で竜王を獲得し史上初の六冠。1996年、第45期王将戦でついに史上初の七冠制覇。将棋界の枠を超えて空前の羽生フィーバーを起こす。その後も将棋界のトップを走り続け、タイトル戦に登場すること130回以上。タイトル獲得は99期(史上最多)。2017年、永世七冠を達成。趣味はチェスで、こちらも日本国内屈指の強豪。1994年「都民文化栄誉章」、1996年「内閣総理大臣顕彰」、2008年「第56回菊池寛賞」、2018年「国民栄誉賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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