マイナビ将棋BOOKS<br> 1冊で全てわかる向かい飛車その狙いと対策

電子版価格
¥1,524
  • 電子版あり

マイナビ将棋BOOKS
1冊で全てわかる向かい飛車その狙いと対策

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784839965723
  • NDC分類 796
  • Cコード C2076

出版社内容情報

向かい飛車の破壊力とその対策の全貌がここに!「向かい飛車は、アマプロ問わず人気の戦法である。とにかく速攻で攻められることが魅力で、玉だけ囲い、飛車をぶつけて短手数で勝ったりするともうやめられなくなる」(まえがき)

居飛車が飛車先突破を図り、振り飛車はそれをうまく受け流しカウンターを狙う。それがごく一般的な居飛車VS振り飛車の対抗形の戦い方です。

しかし、居飛車の攻撃を受け流すのではなく、真っ向から対峙し、むしろ逆襲を食らわせる恐ろしい戦法があります。

それが向かい飛車です。

振り飛車側にしてみればこれほど痛快な勝ち方はなく、逆に居飛車からすればこれほど忌々しい戦法はありません。

ノーマル向かい飛車、メリケン向かい飛車といった昔ながらの向かい飛車だけでも十分するぎるほどの破壊力を持っているのに、現代は角交換型の向かい飛車というさらに攻撃的な作戦も登場しています。

本書ではまず向かい飛車の成功例を示し、続いて居飛車の対策を解説しています。これによって向かい飛車の「狙いと対策」が一冊ですべてわかるようになっています。最終的には互角になるわけですが、本書を読んだ方は振り飛車党も居飛車党も関係なく、改めて向かい飛車の破壊力の高さに嘆息することは間違いありません。

本書は振り飛車党の方にとっては強力な武器を手に入れることにますし、居飛車党の方にとっては危険すぎる戦法に対するワクチンとなるでしょう。

すべての将棋ファンに読んでいただきたい一冊です。

序 章 向かい飛車のポイント
第1章 向かい飛車の破壊力
第2章 居飛車の戦い方
第3章 新しい形 角交換系向かい飛車
第4章 角交換系向かい飛車対策

安用寺孝功[アンヨウジタカノリ]
著・文・その他

内容説明

向かい飛車の驚異的な破壊力と弱点が1冊でまるわかり!

目次

序章 向かい飛車のポイント(向かい飛車のポイント;角交換系向かい飛車のポイント)
第1章 向かい飛車の破壊力(2筋逆襲型;メリケン向かい飛車)
第2章 居飛車の戦い方(2筋逆襲型対策;後手5二金左型対策 ほか)
第3章 新しい形 角交換系向かい飛車(先手5六歩型向かい飛車;角道オープン向かい飛車 ほか)
第4章 角交換系向かい飛車対策(先手5六歩型向かい飛車対策;角道オープン向かい飛車対策 ほか)

著者等紹介

安用寺孝功[アンヨウジタカノリ]
1974年8月30日生まれ、京都府宇治市出身。1988年6級で森信雄七段門。1999年10月1日、四段。2009年2月10日、六段(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

akihiko810/アカウント移行中

21
向かい飛車の棋書。 これ一冊で、ノーマル(32金型、52金美濃型)、メリケン、56歩型、ダイレクト、鬼殺し向かい飛車と、阪田流以外のほぼすべての向かい飛車の概要がわかる優れた本。向かい飛車の本でここまでバラエティに富んだ本は珍しいのでうれしい。 この本で、56歩型の角道オープン向かい飛車を覚えて、さっそく勝利できたので読んでよかった2022/02/01

kenitirokikuti

5
図書館にて。前半のノーマル向かい飛車のことろを斜め読みよりもう少し気合を入れて読んだ。先手が居飛車党で後手が振り飛車党。先手が飛車先を突き越し、後手は角道を開け、角道を閉じ、角は上がって飛車先交換は拒み、向かい飛車に振り、銀を△4七に、金は△3二に。そして△2三歩として飛車交換を迫る。先手も一直線に穴熊を目指すと急戦を受けづらく、持久戦になれば右美濃囲いから銀冠穴熊へ発展させ有利になる。まぁ、向かい飛車の急戦で乱戦に持ち込むのはできるようだ。先手の向かい飛車だと▲7五歩と入れられてよし、と。2022/09/11

ロタ

2
居飛車党なので振り飛車目線側はほどほどに読み飛ばして居飛車側だけ読んだ。飛車先も常に決めるので角頭歩も読み飛ばし。居飛車側の対策がしっかりしていて参考になった。角交換向かい飛車には角交換して▲9六歩だと思っていたが本書で裏付けられて良かった。向かい飛車△3二金型には穴熊は危険、という従前の常識も裏付けられている。内容はやや高度で初心者には難しいかもしれない。2020/01/18

kinaba

1
途中から目が滑ってしまった。特に向かい飛車したいわけではないのだが、数多の棋書で「25歩を早めに決めてきたら向かい飛車にする選択肢が生まれてこちらの得になるので、ここでは考えない」と省略された変化を踏めないのは勿体無い気がするので仕方なくやる向かい飛車、という方向性の本が欲しい。同じパターンの石田流も。2019/10/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12779659
  • ご注意事項

最近チェックした商品