出版社内容情報
進化し続ける相掛かり戦法を分かりやすく解説!
近年、プロ間で採用率が上がっている相掛かりについての戦術書です。
飛車先交換を保留して銀を上がる、玉を立つ、端歩を突く。
そんな最新形が深く、かつ分かりやすく解説されています。
相掛かり党必見の一冊です。
中座 真[チュウザマコト]
著・文・その他
内容説明
飛車先交換のタイミング、玉の位置、端歩の関係…現代相掛かりはここまで進化している!待望の相掛かり戦術書完成!相掛かりの戦いを一変させた新機軸を徹底解説!
目次
序章 相掛かりの変遷
第1章 2筋即交換型
第2章 先手9六歩型
第3章 先手5八玉型
第4章 先手6八玉型
第5章 先手5八玉戦法
著者等紹介
中座真[チュウザマコト]
1970年2月3日生まれ、北海道稚内市出身。1981年6級で故佐瀬勇次名誉九段門。1996年4月1日四段。2007年9月20日七段。第26回(平成10年度)将棋大賞で升田幸三賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キタガワ
11
飛車先交換保留型・最新相掛かりの序盤研究棋書。 1手1手指し手の意図が丁寧に説明してあり、理解しやすかった。 個人的に最終章の横歩取らず58玉型の説明が大変参考になった。2018/03/27
俊治 -Toshiharu-
0
最終章の☗5八玉戦法以外は「そりゃ互角だろ」と言いたくなるほどの序盤で終わっているので、相掛かりの基本類型を確認したい際に読み返すのがよいかと思います。2025/02/03
こばんざめ
0
久々に出た相掛かりの本。野月&山崎のアレ以来ですか。 もう時の名人すらかすりもしないほど将棋ソフトが強くなってしまって、プロがこぞってソフトを先生に研究しているという時代。続々とソフト由来の新しい指し方が生まれているが、相掛かりもまた然り。ついこの間まで引き飛車棒銀ばかりだったのに、まったく様変わりしてしまいました。というわけなのでこの本が出たのは必然の流れ。しかし…全然わからない!難しすぎる!なんなんだこれわ!いや、本の出来はいいんです。素晴らしい出来だと思います。しかしその戦法自体が…もはや理解不能…2018/05/23