出版社内容情報
振り飛車の序盤が1冊で分かる!「序盤戦術の基本と全体像が一冊で分かる!」がコンセプトの、将棋・序盤完全ガイドシリーズ。本書は、その平成24年に発売された「振り飛車編」の増補改訂版です。振り飛車の基本から5年間で大きく進化した最新形までをやさしく丁寧に解説しています。
第1部では「序盤の基礎知識」を解説。「序盤って何?」から始まって居飛車対振り飛車の戦いの大枠を理解することができます。
第2部は「歴史を振り返る」。将棋の序盤戦法をその歴史から解説するのが本書の大きな特長の一つ。プロの研究の深さを知るとともに、「なぜ、今この形が指されているのか」がよく分かります。
第3部は「各戦法の解説」。ゴキゲン中飛車、先手中飛車、石田流、角交換系振り飛車、といった、ここ5年でさまざまな定跡が生まれた戦法に加えて、ノーマル系振り飛車にも多くのページを割いています。ノーマル系振り飛車も工夫を重ねてプロ間でも復活の傾向にあり、見逃せないところです。
本書は増補改訂版と言っても、ほぼ全ページに手直しを加えてあります。
「序盤完全ガイドシリーズ」を読んだことがない方はもちろんですが、前回の「振り飛車編」を読んだ方も、5年前と現在の定跡の違いを楽しみながら読める内容になっています。
将棋を観るファン、指すファン、どちらの方にもぜひ読んでいただきたい一冊です。
第1部 序盤の基礎知識
第2部 歴史を振り返る
第3部 各戦法の解説
上野裕和[ウエノヒロカズ]
著・文・その他
内容説明
5年分の定跡の進化を凝縮!「序盤戦術の基本と全体像が一冊で分かる!」がコンセプトの、将棋・序盤完全ガイドシリーズ。本書は、その1作目である、平成24年に出版した「振り飛車編」に、平成29年夏までの定跡の進化を加えた増補改訂版です。
目次
第1部 序盤の基礎知識(序盤初めて講座;振り飛車の戦い方の基本;居飛車の戦い方の基本)
第2部 歴史を振り返る(振り飛車対居飛車の歴史;棋士の意識の変化に関する歴史;外部環境の発達に関する歴史 ほか)
第3部 各戦法の解説(ゴキゲン中飛車―自在に指せる後手番のエース;先手中飛車―大流行、新先手番のエース;石田流―乱戦上等、先手番の準エース ほか)
著者等紹介
上野裕和[ウエノヒロカズ]
1977年4月13日生まれ、神奈川県厚木市出身。1991年6級で安恵照剛八段門。2000年10月1日四段。2007年4月1日五段。序盤の研究、分類で有名。教室講師の経験が豊富で指導に定評があり、指導対局は「レベルカードの導入」や「棋譜印刷サービス」など、独自の工夫を試みている。また、若くして理事職を経験するなど、多方面に渡って活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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