出版社内容情報
将棋の大事な考え方を知ろう!
本書は日本将棋連盟が発行する「将棋ビギナーズガイド」シリーズ第2巻です。
著者は将棋界の第1人者として長年トップを走リ続ける羽生善治プロ。
将棋を指す上での基本的な考え方について解説しています。
初心者の方がよくやってしまうのが「駒をタダで取られてしまう」こと。将棋はお互いに同じだけの戦力を持ってスタートするので、駒をタダで取られてしまうとこちらのパワーがダウンするだけでなく、相手のパワーアップになるので、気をつけなくていけません。本書では駒の利き(=オーラ)をうまく使って、どうすればタダで取られないかをていねいに解説しています。
また、それぞれの駒が持っている価値や成ることによって駒の働きを良くするのも非常に大事なことですので、駒別に一つ一つ説明しています。
さらにそれらの駒を駆使して、対局開始から勝負がつくまでの流れをていねいに解説しています。最初は頭の中で何手も駒を進めるのは難しいものです。そこで本書では1局を通して、1手ずつ図面を掲載しています。
互いに同じ力を持つ駒を持って勝負するのが将棋。本書でこの駒たちをいかに上手に使っていけばいいのか、その基本的な考え方が身につくはずです。
※本書は平成8年に発刊した「羽生善治の将棋ビギナーズバイブルⅡ」を加筆訂正のうえ再編集したものです。
内容説明
将棋の大事な考え方を知ろう!駒の上手な使い方が分かればワンランクアップ。将棋界の第1人者羽生善治が教える将棋の基本中の基本!
目次
1 駒には損と得がある(相手の駒の利きをよく見よう;利きから逃げる;取られても取り返す ほか)
2 よく働く駒とは(駒は成ると進化する;歩をうまく使うポイント;香をうまく使うポイント ほか)
3 勝負がつくまでの流れ(八枚落ちで実戦の流れを知ろう;実際の盤で棋譜を並べてみよう)
教えて!羽生先生
著者等紹介
羽生善治[ハブヨシハル]
1970年9月27日生まれ、埼玉県所沢市出身。1982年12月、6級で奨励会に入会。師匠は二上達也九段。1985年12月、四段昇段で史上3人目の中学生プロ棋士となる。プロ入り後、早くも頭角を現し、1987年第10回若獅子戦で公式棋戦初優勝。1989年、第2期竜王戦で初タイトル獲得。19歳3カ月でのタイトル獲得は当時最年少記録。1993年、第34期王位戦で王位を獲得し史上最年少での五冠達成。1994年、第7期竜王戦で竜王を獲得し史上初の六冠。1996年、第45期王将戦でついに史上初の七冠制覇(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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