出版社内容情報
中原十六世名人による詰将棋問題集
「自然流」と称された棋風で将棋界に一時代を築いた中原誠十六世名人による詰将棋問題集「自然流詰将棋」「続・自然流詰将棋」を合わせて文庫化したものです。
複雑・難解でなく、あくまで「自然」な手の積み重ねによって詰ます、筋の良い問題ばかりを200問収録しています。
内容説明
本書は自然な手を積み重ねて勝つことから「自然流」と称され、将棋界に一時代を築いた中原誠十六世名人による詰将棋問題集です。新聞や雑誌に発表してきた詰将棋の中から、実戦型のもの、詰手筋を多く含むものを200題を収録しています。詰将棋の問題をたくさん解くことで正確な読みの力を鍛えることができます。さらに本書は実戦型中心になっているため、実際の対局でそのまま使えるような詰み形、詰み手筋を数多く覚えることができます。将棋界の第一人者による詰将棋を解いて、終盤力アップを成し遂げてください。
目次
第1章 5手、7手詰め(前半戦;中間試験問題;後半戦;卒業試験問題)
第2章 9手詰め
第3章 11手詰め
第4章 13手、15手詰め
著者等紹介
中原誠[ナカハラマコト]
昭和22年9月2日、鳥取県鹿野町生まれ。宮城県塩釜市出身。昭和32年、故高柳敏夫名誉九段門。昭和40年、四段。昭和48年、九段。昭和43年、第12期棋聖戦で初タイトル獲得。47年、第31期名人戦で当時最年少の24歳で名人位に就く。46年、23歳11ヶ月の史上最年少で永世称号(永世棋聖)獲得。51年、永世名人(十六世)。57年、永世十段。平成8年、名誉王座。9年、永世王位。21年3月、現役引退。タイトル戦登場は91回、獲得は名人15、十段11、王位8、王座6、棋王1、棋聖16、王将7の64期。ほか棋戦優勝28回。平成15~17年、日本将棋連盟会長。昭和47年、川崎市文化賞受賞。昭和60年、塩釜市民栄誉賞受賞。平成16年、鳥取県鹿野町名誉町民。平成20年、紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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