出版社内容情報
本書は相振り飛車について、細かな定跡手順を暗記するのではなく、基本となる考え方を身につけることを主眼にしたものです。
プロ・アマ問わず最も多く指されている向かい飛車対三間飛車と相三間飛車に絞って、指す上での心得を具体例を上げながら解説しています。
振り飛車党必見の一冊です。
内容説明
分かりやすさNo.1!向かい飛車VS三間飛車相三間飛車の考え方が面白いほどよくわかる!プロの常識教えます。
目次
第1章 向かい飛車対三間飛車の心得(まずは先手6七銀から向かい飛車;石田流+2筋位取りには矢倉;後手3三銀対矢倉は難解 ほか)
第2章 相三間飛車の心得(先手5五角の攻防をマスターせよ;狙え、端攻めと先手4六角;金無双には強く戦え ほか)
第3章 次の一手(金無双は5二金を狙え;うさぎの耳攻めをマスターせよ;受けが利かないときは脱出 ほか)
著者等紹介
安用寺孝功[アンヨウジタカノリ]
1974年8月30日生まれ、京都府宇治市出身。1988年6級で森信雄七段門。1999年10月1日、四段。2009年2月10日、六段。竜王戦は5組。順位戦はC級1組(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hk
14
相振り戦での定番と言えば、「向かい飛車vs三間飛車」と「相三間飛車」が不動の双璧だ。本書はこの二つの戦型にフォーカスし、指しこなすための「勘所」を紹介していく。一昔前において中飛車や四間飛車は「相振り戦では無用の長物だ」と一蹴されていた。だが両者が見直されたため、相振り戦線はなおいっそう混沌としているのだ。しかし、なんといっても相振りの神髄は向かい飛車と三間飛車にある。この二つのエッセンスが凝縮されたのが本書。基本に立ち戻って相振りの骨格部分を確かめたい人に、うってつけの一冊ではなかろうか。2017/11/27
akihiko810/アカウント移行中
11
相振り飛車指南書。 相振りには好んですることはないが、基本振り飛車の対抗党なので、相手が後手で振ると相ぶりになってしまうので少し勉強。本書は三間飛車相手に、先手向かい飛車の紹介で、後半に少しだけ相三間飛車が載ってる。入門編といったところだろうが、難解な変化も多かった。 /角は▲6六角が好位置 /石田流+二筋位取りには矢倉 /早い▽4四銀には、金無双+▲6六角 /▽4四歩と角道止めたら金無双 /相三間飛車で、相金無双には▲6五銀 2021/02/13
kinaba
2
教科書通りの、という感じのまとめ2018/01/22