出版社内容情報
最強SNSツール登場!? 新しい波に乗り遅れるな!
突如としてネットで大きな注目を浴びている「マストドン」。
見かけはツイッターにそっくりなソーシャル・ネットワーク・サービスですが、その仕組みはいまのネットの限界を打ち破る革新的なもので世界中にユーザーが増えつつあります。
本書では、ソーシャルメディアに造詣の深い5人の著者が「マストドン現象」を読み解き、ウェブの未来を予測します。
第1章では、マストドンとはなにか、どのようにしてブームが起こったのかについて、新テクノロジーの分野で数多くの著書や訳書を執筆されている小林啓倫氏がまとめます。この章を読むだけで、怒涛の勢いで始まった話題の流れに追いつくことができるでしょう。
第2章では、クチコミやユーザーコミュニティについて詳しい、ブロガーのコグレマサト氏がマストドンを前のめりに使ってみた肌感覚を、ご自身のマストドン・インスタンス「オジ旅クラブ」運営の経験なども含めて紹介しています。
第3章では、アドバイザー経験の豊富なブロガーのいしたにまさき氏が、企業としていち早くマストドン公式アカウントを立ち上げた日産自動車へのインタビューを通して、ファンを発見するソーシャルメディア活用法について迫ります。
第4章では、ニューメディア関連の取材に多くの経験をもっているまつもとあつし氏が、マストドンブームの最初期からインスタンスの立ち上げ、アプリ開発、そして独自実装までも進めているピクシブに、その狙いと戦略についてインタビューを行っています。
第5章では、北極における気候変動を研究するかたわら、ライフハック、IT、文具などをテーマとした「Lifehacking.jp」ブログを運営する堀正岳氏が、それまでの章の内容をふまえてマストドンブームを掘り下げて考え、分散型SNSが今後もたらすであろう未来や、その懸念点について予想していきます。
そして、まとめの章として最後の章で5人の著者よる座談会で、マストドンを実際に利用し、原稿を執筆したことで見えてくる分散型SNSの未来について語っていただきました。
本書を通して、ツイッター10年目の節目にやってきた「マストドン」という大きな新しい流れについて読者のみなさんが興味をもってくださり、活用する助けとしていただければ幸いです。
内容説明
突如としてネットで大きな注目を浴びている「マストドン」。見かけはツイッターにそっくりなソーシャル・ネットワーク・サービスだが、その仕組みはいまのネットの限界を打ち破る革新的なもので、世界中でユーザーが増えつつある。ソーシャルメディアに造詣の深い5人の著者が「マストドン現象」を読み解き、ウェブの未来を予測する。
目次
第1章 マストドンブームがやってきた(マストドンとは何か;マストドンとツイッターの類似性 ほか)
第2章 マストドンによって蘇る体験(分散はなぜ起こったのか?;蘇るツイッターの記憶 ほか)
第3章 日産がマストドンを利用する理由(日産自動車とソーシャルメディアの歴史;ブランドの強化という広報の大きな指標 ほか)
第4章 マストドンはpixivの何を変えるのか?(絵を描く前からコミュニケーションが生まれる場に;描く・見る、双方が楽しみpixivも賑わう ほか)
第5章 マストドンが示す分散型SNSの可能性(マストドンの役割と可能性;ツイッターの迷走がもたらしたチャンス ほか)
第6章 マストドン座談会―マストドンの未来を考える
著者等紹介
小林啓倫[コバヤシアキヒト]
ライター・翻訳家。コンサルタントとして働く傍ら、先端テクノロジーと、それがもたらす企業・社会へのインパクトをテーマに執筆活動を行う
コグレマサト[コグレマサト]
ブロガー。ブログ「ネタフル」を運営。カルガリー名誉市民、アルバータ州ソーシャルメディア観光大使
いしたにまさき[イシタニマサキ]
レビューブログ『みたいもん!』管理人
まつもとあつし[マツモトアツシ]
フリージャーナリスト・コンテンツプロデューサー・研究者(法政大学社会学部兼任講師)。ITベンチャー・出版社・広告代理店、アニメ事業会社などを経て、現在フリージャーナリスト・コンテンツプロデューサー
堀正岳[ホリマサタケ]
研究者・ブロガー。北極における気候変動を研究するかたわら、ブログ「Lifehacking.jp」を運営。ソーシャルメディアや仕事術について著書多数。理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。