出版社内容情報
本書は「どいーん」の愛称で知られるこの道30年のベテランプロ土井泰昭が自ら培ってきた数々の麻雀戦術を提示するものです。
しかし、それだけではただの土井プロの戦術書。本書ではその土井プロの30年の結晶ともいうべき戦術を、気鋭の若手プロ平澤元気が統計データを用いて冷徹に検証していきます。
土井プロの戦術書には長年麻雀をしてきた人間なら共感できるものがほとんど。読者の皆様も感覚的には納得できるでしょう。
その常識が検証の結果やはり正しかった、ということもありますが、微妙にずれていた、むしろ間違っていた、という検証結果になるのが面白いところです。
本書はリアルで鳴らしてきたプロ雀士とデータを基に客観的真理にたどり着こうとするデジタル雀士の相克を1冊で楽しめる内容になっています。
読み物としても楽しめる上に、もちろん日々の麻雀にも使える鉄則も多数収録しています。
本書で、あなた自身の常識とデータが論証した新常識との差異を楽しんでください。
内容説明
リーチのみ端リャンメンは9巡内先制鉄リーチ。1翻7センチテンパイは押し。一発消しは損、ハイテイずらしは有効。―データで検証!勝つための麻雀戦術30。
目次
リーチのみは原則打たない 端リャンメンなら6巡内リーチ有利 他純粋リャンメンは6巡内ならあり
ピンフのみはダマ ピンフドラ1はリーチとセット
1翻の手は仕掛けが有利 リーチが入る9巡目が分岐点
1翻は仕掛けてテンパイが原則 ドラ1の7センチ仕掛けは不利 7センチ仕掛けはドラ2からOK
タンピンドラ1は仕掛けをギリギリまで待つ タンピンドラ2は10巡目ならあり
翻牌シャンポンVSリャンメン ドラ1まではシャンポンリーチ ドラ2からはリャンメンリーチ
翻牌アンコドラ1はリーチ ドラなし愚形テンパイはダマ リャンメンは6巡内リーチ
アガリ目の薄い手牌は12巡目に形テンで仕掛ける
チートイツのドラタンキはダマ?ドラ2はドラ配分有利なのでリーチ
チートイツ狙いの牌の残し方 早く切られた牌がヤマにある ウラスジがヤマにある〔ほか〕
著者等紹介
土井泰昭[ドイヤスアキ]
1958年12月9日生まれ。島根県浜田市出身。全日本麻雀協会代表。戦績:第8.18期発王位(最高位戦)。第1期雀王(日本プロ麻雀協会)。第1回モンド21王座
平澤元気[ヒラサワゲンキ]
1990年6月15日生まれ。新潟県燕市出身。全日本麻雀協会所属プロ。天鳳最高段位:十段。戦績:第2回全日本麻雀杯優勝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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