マイナビ将棋BOOKS<br> 1冊でわかる右四間飛車 その狙いと対策

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1冊でわかる右四間飛車 その狙いと対策

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784839962623
  • NDC分類 796
  • Cコード C2076

出版社内容情報

指されて困る戦法は何ですか?

この質問の答えとして最もよく聞くのが右四間飛車です。

飛車、角、銀、桂を理想的なポジションに配置し、4五(または6五)の地点から集中砲火を浴びせます。この攻めがあまりにも強力すぎて、わかっていても受け切れないのが悔しいところで、多くの将棋ファンを悩ませ続けています。

本書は、現在は振り飛車党で、奨励会時代には右四間飛車を多用して独自に研究を進めていたという藤倉勇樹五段が「四間飛車VS右四間飛車」という戦型について、徹底的に解説した一冊です。

右四間飛車の圧倒的な破壊力と、四間飛車の正しい対応の両方を熟知している藤倉五段だからこそ書けたこの戦型の決定版です。

第1章で「右四間飛車の基本形」を学んだあと、第2章からは「右四間飛車急戦型」、「右四間飛車左美濃型」、「右四間飛車穴熊型」と右四間の3つの形における成功例と対策を解説しています。また、第6章では「その他の戦型」と題して、飛先不突き右四間や早めの▲6五歩といった変則的な形を網羅しています。


四間飛車に対して右四間飛車で攻め倒したい方も、いつも右四間に悩まされている四間飛車党の方も必見の一冊です。

第1章 右四間飛車の基本形
 右四間飛車の基本形

第2章 右四間飛車急戦型
 第1節 ▲7八銀待機型
 第2節 ▲6七銀?▲5六銀型
 第3節 ▲5六歩型
 第4節 後手番での対急戦

第3章 右四間飛車左美濃型
 第1節 対左美濃
 第2節 対米長流銀冠

第4章 右四間飛車穴熊型
 第1節 右四間穴熊VS▲7七角型
 第2節 右四間穴熊VS▲7五歩型

第5章 その他の戦型
 第1節 飛先不突き右四間VS三間飛車
 第2節 早めの▲6五歩
 第3節 後手番での対右四間飛車対策

巻末付録 まとめチャート

藤倉勇樹[フジクラユウキ]
1979 年10月23日生まれ 東京都出身
1992 年 6級で桜井昇八段門
1998 年 初段
2002 年4月1日 四段
2012 年4月1日 五段
 四間、三間、中飛車と何でも指しこなす、研究熱心な振り飛車党。2010年9月より、志木こども将棋教室を開校。将棋会館で将棋教室の講師を務めるなど、普及にも熱心に力を注いでいる。
 著書に「美濃囲いを極める77の手筋」「振り飛車定跡 基本のキ」「将棋手筋基本のキ」「相振り飛車基本のキ」「よくわかる中飛車」「よくわかる四間飛車」(マイナビ出版)がある。趣味は旅行とサッカー観戦。

目次

第1章 右四間飛車の基本形(右四間飛車の基本形)
第2章 右四間飛車急戦型(先手7八銀待機型;先手6七銀~先手5六銀型;先手5六歩型;後手番での対急戦)
第3章 右四間飛車左美濃型(対左美濃;対米長流銀冠)
第4章 右四間飛車穴熊型(右四間穴熊vs先手7七角型;右四間穴熊vs先手7五歩型)
第5章 その他の戦型(飛先不突き右四間vs三間飛車;早めの先手6五歩;後手番での右四間飛車対策)

著者等紹介

藤倉勇樹[フジクラユウキ]
1979年10月23日生まれ、東京都出身。1992年6級で桜井昇八段門。1998年初段。2002年4月1日四段。2012年4月1日五段。四間、三間、中飛車と何でも指しこなす、研究熱心な振り飛車党。小学生を対象に、志木こども将棋教室と東新宿こども将棋教室を開校している。ブログも更新中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

akihiko810/アカウント移行中

16
ざっと再読。右四間飛車 対 四間飛車の本。 私が使っている、右四間飛車対策はあまり載ってないが、棋力が追い付いたこともあってか、以前よりよくわかった。 右四間飛車狙い撃ち三間飛車は必読。角交換後、▲7七銀からさばいていくのがいいみたいだ。後手番なら4-3戦法がいいらしい2021/12/18

hk

15
藤倉本に外れなしといったものだが、本書もその類に漏れず唸らされる一冊だ。藤倉本の特徴はなんといってもアマチュア目線でのおんぶにだっこの簡明な解説である。そして右四間飛車はアマチュアに選り好みされる戦法の代名詞だ。この両者が融合して上手くいかない訳がない。企画段階で一定程度の勝利が約束されていた案件といえるだろう。さて内容は四間飛車(若干三間飛車)vs右四間飛車のライトな定跡書。枝葉末節には踏み込まず根幹部分を噛んで含めるように解説していく。本書を読めば右四間飛車に序盤から蹂躙されることはなくなるはずだ。2018/02/04

akihiko810/アカウント移行中

13
ざっと読み。右四間飛車 対 四間飛車の本。 難しくて自分の棋力ではよくわからなかった。 右四間飛車はアマチュアに人気なので、将棋やってれば絶対に出くわす戦法なのだが。基本的に振り飛車側は本美濃に囲う対策ばかりの紹介で、美濃を保留して左金を桂馬に紐付けて戦う対策は紹介されてない。そちらの方が「覚えやすい」定跡なのだが…。ショウヤンチャンネルで右四間飛車対策動画は載ってたので、繰り返しみて覚えるしかない2021/08/06

kinaba

0
最近の他の本だと中心な気がする56歩型の扱いがあっさりしてて、三間に振るだとか、手のバリエーション増えてよさそう2017/07/19

toshiyuki83

0
四間飛車の対応の幅が広がった。まだまだ対応に穴はあるけど、だいぶ対応の手段が広がったぞ!2023/07/27

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