出版社内容情報
プロ・アマ問わず大流行が続いている横歩取り。しかし、大駒が激しく乱舞する将棋に難しさを感じている方や、いまいち上達の実感を感じられない方も多いのではないでしょうか?
横歩取りは一手一手の価値が高い戦法ですが、戦いが一段落したときや中終盤にかけて何を目指して指せばよいかわからない局面がよく現れます。ここで何を指すかで勝敗が分かれます。
そんなときに役に立つのが手筋です。手筋を知っていれば、その局面が現れたら手筋を指せば良いですし、現れていなければその手筋が実現するように指せば良いので、常に戦いの指針を示してくれます。
本書ではそんな横歩取りの実戦に役立つ手筋をたっぷりと紹介する一冊です。
序盤編は、基本的な序盤の知識を。そして中盤編と終盤編においては、横歩取りを指すうえで、これはぜひとも覚えておきたい手筋を計16項目用意しています。
まず最初に部分図で手筋を分かり易く紹介。続いてそれに関連したプロの将棋を載せています。部分図+実戦解説で手筋の理解を深めてください。
横歩取りの将棋は日々定跡が進化していますが、基本的な狙いとなる手筋は変わりません。
本書の手筋をしっかりマスターして、横歩取りの達人を目指してください。
内容説明
これであなたも横歩取りマスター。迷いが一切なくなる16の攻め筋を一挙公開!
目次
第1章 序盤編
第2章 中盤編
第3章 終盤編
第4章 次の一手10題
著者等紹介
高橋道雄[タカハシミチオ]
1960年4月23日生まれ。東京都出身。1975年6級で故佐瀬勇次名誉九段門。1977年初段。1980年6月4日四段。1990年4月1日九段。1983年、第24期王位戦で初挑戦でタイトル獲得。五段のタイトル獲得は当時初。1986年、第2回天王戦で棋戦初優修。1987年、第12期棋王戦でタイトル獲得。自身初の二冠に。同年、第26期十段戦でタイトル獲得(最後の十段)。1992年、第50期名人戦挑戦。2000年、通算600勝(将棋栄誉賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。