出版社内容情報
光速の寄せの秘密を伝授する一冊光速の寄せ――。
谷川浩司九段の鋭い終盤を称する言葉としてあまりにも有名なフレーズです。
本書はこの光速の寄せの秘密を伝授する一冊。
日本将棋連盟から平成16年に発行された「谷川流寄せの法則 基礎編」と「谷川流寄せの法則 応用編」の2冊を合わせて1冊の文庫にしたものです。
どんな囲いにも急所があり、その急所を逃せば早い寄せにはつながりません。基礎編では囲いの崩し方を基本に、実戦的な寄せ手筋を解説しています。応用編では汎用性の高い格言を紹介、さらに谷川九段の実戦から寄せに直結する例を選んで問題にしています。
本書の内容をマスターすれば、寄せは決して難しいものではなくなるはず、と谷川九段は言っています。
ぜひ皆さんも本書で光速の寄せの神髄に触れてください。
谷川流寄せの法則 基礎編
第1章 手数計算の法則
第2章 詰む形、詰まない形の法則 何があれば詰み?
第3章 囲いの法則
第4章 囲いの法則実戦例 実戦次の一手
付録 参考棋譜
谷川流寄せの法則 応用編
第1章 格言に学ぶ終盤術 谷川のアドバイス
第2章 実戦に学ぶ終盤の心得 実戦次の一手
第3章 最終盤は読みで勝て 実戦次の一手
付録 参考棋譜
谷川 浩司[タニガワコウジ]
内容説明
どんな囲いにも急所があり、その急所を逃せば早い寄せにはつながりません。第1部の基礎編では囲いの崩し方を基本に、実戦的な寄せ手筋を解説しています。第2部では、応用度の高い格言を紹介、さらに谷川九段の実戦から寄せに直結する例を選んで問題にしています。本書を読めば、寄せは決して難しいものではなくなるはずです。
目次
第1章 手数計算の法則
第2章 詰む形、詰まない形の法則
何があれば詰み?
第3章 囲いの法則
第4章 囲いの法則実戦例
実戦次の一手
巻末付録 参考棋譜
著者等紹介
谷川浩司[タニガワコウジ]
1962年4月6日生まれ。兵庫県神戸市出身。1973年5級で若松政和七段門。1976年12月20日四段。1984年4月1日九段。1983年、第41期名人戦でタイトル戦初登場にして名人位を獲得。21歳の名人は史上最年少記録。1997年、第55期名人戦で通算5期獲得で「十七世名人」の資格を得る。2002年、通算1000勝(特別将棋栄誉賞)達成。2012年12月25日から日本将棋連盟会長。タイトル戦登場は57回。獲得は竜王4、名人5、王位6、王座1、棋王3、王将4、棋聖4の27期(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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