出版社内容情報
―この街に、この店に、優しい人がいる。 『マイナビeBooks大賞』&『お仕事小説コン』特別賞W受賞!『第1回マイナビeBooks大賞』大賞&『お仕事小説コン』特別賞W受賞!
文具メーカーで事務をしている朝希は真面目に日々働いていたが、新しい課長に目の敵にされてしまう。見兼ねた先輩社員に助けられるも退職を余儀なくされた。
以来、半ば引きこもりのような生活を送るが、これではマズイと兄の営む家具屋で店番を始める。接客は辛いが兄の想いの詰まった家具に囲まれる穏やかな日々が過ぎていく。
ある仕事帰りの夕方、裏路地の『黒手毬珈琲館』を通りかかったとき、中に家具屋のスツールがあるのを見つける。と、ドアが開き、全身黒ずくめの店員が出てくるが、それは昼間来た客で……。
多彩なアレンジ珈琲の裏には誰かの温かな想いがある――。
心が疲れたときに効く、優しい一杯をあなたへ。
澤ノ倉クナリ[サワノクラクナリ]
六七質[ムナシチ]
内容説明
上司の陰湿ないじめに遭い退職し、疲弊した朝希は兄の家具屋で店番をする。接客は辛いが兄の想いの詰まった家具に囲まれる穏やかな日々。ある帰り道、『黒毛毬珈琲館』という仄暗い店を見つける。そこには家具屋のスツールが。と、ドアが開き、黒ずくめの店員が出てくるが、それは昼間来た客で…。多彩なアレンジ珈琲の裏には温かな想いがある―。心が疲れたときに効く優しい一杯をあなたへ。
著者等紹介
澤ノ倉クナリ[サワノクラクナリ]
千葉県育ち。2015年、小説投稿サイト「小説家になろう」で開催した『お仕事小説コン』にて『黒毛毬珈琲館に灯はともる―優しい雨と、オレンジ・カプチーノ』が特別賞を、その後ノミネートされた「第1回マイナビeBooks大賞」では大賞を受賞した。同作が初の書籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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