出版社内容情報
羽根直樹九段によるわかる! 勝てる!! 囲碁シリーズの第7弾。手の良し悪しを「本手」というキーワードをもとに解説。
「本手とは次に狙いを秘めた手である!」
本書は好評をいただいている「わかる! 勝てる!! 囲碁」シリーズの2年ぶりの新作です。
本手とウソ手とはどういった手を指すのでしょうか?
「本手」とは手厚く一手備えておいて、次に相手の弱点を狙おうという手です。「次に相手の弱点を狙う」という点がポイントでその狙いがない手は「緩着」と呼ばれ、悪手になってしまいます。
「ウソ手」とは一見、効率よく自分の弱点を守っているように見えるが、実は守れておらず、もう一手かかってしまうなど、後に悪影響を及ぼしてしまう手を指します。「ウソ手」を打ってしまう人は有段者でも多く、
自分が打たないようになるのはもちろん、相手の「ウソ手」を見抜けるようになるのも大幅な成績向上が見込めます。
本書は、「本手」と「ウソ手」、そして「緩着」の違いが、羽根九段の丁寧でわかりやすい解説で勉強できるようになっており、初段を目指している方はもちろん、高段者の方でも十分勉強になるような内容です。
是非本書を手に取り、「本手」の威力をご自身で体感してください。
序章 本手とは何か?
第1章 本手の効果を知る
第2章 本手とウソ手を知る
第3章 本手と緩着を知る
第4章 必要な守りと無理手
第5章 手抜きを考えることの重要性
【著者紹介】
昭和51年生まれ。三重県出身。日本棋院中部総本部所属。平成3年入段。14年九段。13年初の七大タイトルである、天元を獲得。15年天元位3連覇。16年棋聖獲得。20年本因坊獲得。23年碁聖獲得。27年王冠戦5連覇達成。 羽根泰正九段は実父。羽根しげ子初段は夫人。
内容説明
本手とは次に狙いを秘めた手である!「ウソ手」や「緩着」との違いを理解すれば、明日からあなたは常勝街道!
目次
序章 本手とは何か?
第1章 本手の効果を知る
第2章 本手とウソ手を知る
第3章 本手と緩着を知る
第4章 必要な守りと無理手
第5章 手抜きを考えることの重要性
著者等紹介
羽根直樹[ハネナオキ]
昭和51年生まれ。三重県出身。平成3年入段、14年九段。日本棋院中部総本部所属。羽根泰正九段は実父。羽根しげ子初段は夫人。平成13年:第27期天元戦で初の七大タイトル獲得。平成15年:天元位3連覇。平成16年:第28期棋聖戦でタイトル奪取。平成17年:棋聖位2連覇。平成20年:第63期本因坊戦でタイトル奪取。平成21年:本因坊位2連覇。平成23年:第36期碁聖戦でタイトル奪取。第66期本因坊戦挑戦者。第59期王座戦挑戦者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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