内容説明
1年間かけて行われる将棋界最高峰のリーグ戦、―順位戦。昇級争いにはタイトル戦のような華々しさがある一方、残留争いには意地とプライドを懸けた人間のドラマがあった。若き名人谷川に中原が挑戦を決めた第43期から30年間の順位戦の激闘を当時の記事、写真を中心に振り返る、記念碑的一冊。
目次
1984年度 中原復位へ、谷川への挑戦決める
1985年度 復活大山、プレーオフを制す
1986年度 米長猛追、3者プレーオフ制す
1987年度 谷川、独走で挑戦を決める
1988年度 米長が大逆転で挑戦者に
1989年度 中原、プレーオフ制し2度目の復位へ
1990年度 米長挑戦、不死鳥大山奇跡の残留
1991年度 高橋、プレーオフ制し夢舞台へ
1992年度 米長、7たび立つ
1993年度 羽生四冠、谷川との挑戦争いに勝つ
1994年度 森下、中原破りA級1期目で挑戦
1995年度 森内、七冠王への挑戦決める
1996年度 谷川竜王、7期ぶりの名人挑戦
1997年度 佐藤康、羽生とのプレーオフ制す