内容説明
将棋の勉強は駒落ちから。阿久津八段がポイントと考え方を明快解説!
目次
第1章 二枚落ち(二歩突っ切り定跡;四間飛車作戦)
第2章 四枚落ち(右端突破作戦;左端突破作戦)
第3章 六枚落ち(左端突破作戦;右端突破作戦)
第4章 八枚落ち(中央突破作戦)
著者等紹介
阿久津主税[アクツチカラ]
1982年6月24日生まれ。兵庫県西宮市出身。1994年6級で滝誠一郎八段門。1999年10月1日四段。2004年7月2日五段。2007年8月3日六段。2009年4月1日七段。2014年2月13日八段。中終盤の華麗な指し手に定評のある居飛車党。第2回(2008年度)朝日杯将棋オープン戦優勝。第17回(2009年度)銀河戦優勝。第25期(2012年度)竜王戦ランキング戦を勝ち抜き1組に昇級。第69期(2010年度)順位戦でB級1組に昇級した。その後、第72期(2013年度)の順位戦でプロ15年目にしてついにA級への昇級を決めた。将棋大賞は第32回(2004年度)新人賞、第34回(2006年度)勝率1位賞、第37回(2009年度)連勝賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
太田青磁
19
二歩突っ切りは左銀を2二にくぎ付けにして、活力を奪うのが骨子・位を取ったら位の確保・攻めは飛車角銀桂・玉の守りは金銀三枚・両側の端は難しいことは考えず、常に突き合う・攻め駒の銀と守り駒の銀の交換は、攻め駒の銀をさばいた側にとって得になる・敵の打ちたいところに打て・玉はしっかりカニ囲いに収める・5五の位は攻撃目標にする方針で、じっくり駒組みを進める・3九玉型に組んだあと、左銀を繰り出す。飛車角のバックアップを受けて、この銀がどれだけ機動力を発揮できるか・9七角と6四の地点にもう一枚、駒の利きを増やすのだ2014/09/20
toiwata
1
"駒落ち定跡から教え、下手に力がついて変化をしても勝てるようになったのえお確認してから次に進むというのが本当の教え方なのである。" (人生一手の違い「運」と「努力」と「才能」の関係 米長邦雄 祥伝社ノン・ポシェット NPB55 p.108) こういう「勉強」に納得が行くかどうか。2016/03/20
toiwata
1
なぜ自分が将棋に弱いか理由がわかった。2015/12/15