内容説明
最強の超速バイブル誕生!この一冊で対ゴキゲン中飛車完全勝利。
目次
第1章 後手5六歩交換型
第2章 菅井流後手4四歩
第3章 菅井流対策先手7八銀
第4章 先手4六銀後手4四銀対向形
第5章 先手4六銀、先手6六銀「クロスファイア」
第6章 その他の超速
著者等紹介
畠山成幸[ハタケヤマナルユキ]
1969年6月3日生まれ、神奈川県出身。1983年6級で森安正幸七段門。1986年初段。2003年5月19日七段。弟の畠山鎮とともに、将棋界唯一の双子棋士。しかも、1989年10月1日に二人同時にプロ入り(四段昇段)し、大きな話題となった。1994年度早指し新鋭戦で優勝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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akihiko810/アカウント移行中
19
14年刊。ゴキゲン中飛車対策として登場した、「超速銀」戦法の細かい変遷を解説した棋書。 いわば超速銀の歴史。よくぞこれだけまとめたと思う。超速銀は、たまーに指すのだが、「銀対抗」系じゃない、捌き狙いのゴキゲンにされると定跡を知らないのでほぼ勝てない。玉も薄いし。 本作はゴキゲン側の「▽56歩」のさばきと、超速側の抑え込みの攻防の歴史が載っていて面白かった。変化は超難解なので、ものにすることは難しいが…。 あと、プロデビュー間もない菅井が披露した「ゴキ中菅井流」。▽44歩型ゴキゲンで、銀が出てきたときに2024/02/10
ラッキー55
8
読了。将棋の定跡の本は久しぶりである。 近藤六段が編み出したゴキゲン中飛車という戦法に対抗 する作戦である。ゴキゲン中飛車はプロの間でかなり 流行ったが、今でもアマの間では、未だに、人気の戦法 である。私はこの戦法を苦手にしていて、勝率がかなり 悪いので、かなり参考になると思う。但し、中飛車戦法 に対して、中央を厚く受けないので、かなり怖い気がする 戦法なので、実践で使えるかはちょっと疑問である。 何でも発想の転換が大事だという事もわかった。 2015/05/17