内容説明
振り飛車党のエースが放つ進化したゴキゲン中飛車！！
目次
第１章 超速の最新結論
第２章 ゴキゲン中飛車の基礎知識
第３章 先手５八金右急戦
第４章 超速の出現と後手３二金型
第５章 超速に後手３二銀型
第６章 超速に後手７一玉型の工夫
第７章 菅井流
第８章 銀対抗
著者等紹介
久保利明［クボトシアキ］
昭和５０年８月２７日生まれ。兵庫県加古川市出身。６１年、６級で淡路仁茂九段門。平成元年初段、５年四段、２２年九段。平成２１年、第３４期棋王戦で初タイトル獲得。タイトル戦登場は１１回。獲得は棋王３期、王将２期の合計５期。棋戦優勝は４回。将棋大賞は第３６回（平成２０年度）升田幸三賞など多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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将棋本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒダン
7
2013年10月31日初版の１４局分の参考棋譜付きのゴキゲン中飛車の定跡書。久保先生の実戦の手順をいくつか定跡として解説しているのが印象的。内容は▲５八金右超急戦が一章分とあとはひたすら▲超速の対策。第１章に一番重要な最新の変化と久保先生の形勢判断が示されている。それ以外の章は従来の手順が解説されていて一様にゴキゲン中飛車側が苦しいという結論になっている。▲５八金右超急戦は手薄いというかやや旬の過ぎた指し方の解説に留まっているため、他の本で補わなければならない。▲超速の対策を知るためには良書である。2014/03/30
アンパッサン
2
久保先生のサイン入り。ほどよくゆっくりと読了。ゴキ中は、なんやかんやいって3二金型が一番やりやすい。久保先生、菅井先生のゴキ中は、やっぱちょっと特別な気がする。これを読んだ後はもう『菅井ノート』しか残ってないのだが、その前に慣れ親しんだ戸辺先生の新しいゴキ中本を読むことにする。2022/08/01
