マイナビ新書
サイバー戦争

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  • サイズ 新書判/ページ数 215p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784839942298
  • NDC分類 368.6
  • Cコード C0230

内容説明

超大国間の戦争がなくなった現在、現実的に核戦争が起きる可能性は低くなりました。しかし、21世紀の経済成長を支えてきたITインフラが充実するにつれ、世界は「サイバー戦争」の時代を迎えています。本書では新進気鋭のITライターである山田井ユウキ氏が、迫りくる「見えない戦争」の時代について考察しました。一人のハッカーが巨大組織を壊滅寸前に追い込める現代にあって、私たち、ひいては日本がどのような対策をとっていくべきなのか、コンピュータウイルスの歴史や最新のサイバー攻撃の手口などを解説しながら、その答えを導き出していきます。

目次

第1章 サイバー戦争の足音は着実に忍び寄っている
第2章 ハッカーvs巨大組織の時代
第3章 サイバー攻撃の手口
第4章 情報流出の歴史から見る日本のサイバー防衛力
第5章 すでにサイバー戦争は始まっている
第6章 サイバー戦争時代の兵士像と日本のとるべき道

著者等紹介

山田井ユウキ[ヤマダイユウキ]
1980年愛媛県生まれ。2001年より運営する個人サイトは月間100万PVを誇る。日本のインターネット黎明期よりネット文化を研究し、特にサブカルチャー/ポップカルチャーの分野に造詣が深い。大学卒業後、企業のウェブ管理業務を経て、2009年よりフリーライターとして独立。マイナビニュースやMacFanなど、多数の媒体で記事の執筆を手がける他、FMラジオ番組への出演や動画配信サイトなどを利用した情報発信も精力的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マーム

58
タイトルからすると、国や企業に対するサイバー攻撃がメインの内容かと思いましたが、コンピュータウイルスの歴史やマルウエアの種類、最近の情報流出事件など、具体的な事例を交えつつ平易に説明している印象で、素人同然の私にもよく理解できました。「言っていいかどうか迷うこと」はネット上に書くべきではないという著者の言は肝に銘じたいと思います。個人的には「I saw a real bad blog about you,you seen this?(URL先)」はフィッシングサイトへの誘いであると分かったことが収穫(笑)2012/08/05

kaizen@名古屋de朝活読書会

33
#感想歌 #短歌 日本ぐん勝ち進んでたwinnyとsoftether技術力すご 技術的先に進むと引っ張るね村社会から抜けら出す奴を インタネットあなたのディスク私のだ原理を知れば怖くないのに 大切な情報電子化しないこと原則分かれば対策できる 電子化の利益をひとりで独占すそんなあなたが標的になる2017/03/16

Hitomi

4
素人の私にも読みやすい本でした。不謹慎かとは思いますが、ハッカー同士の戦いの箇所はちょっとワクワクしてしまいました(^_^;) 個人の事例としては、ぞっとするような事例があっさり書いてあったりして、自分自身の戒めとしてとりあえずパスワード久しぶりに全部かえました・・・2012/08/12

nchiba

2
ITの世界は進みが早いのでこの本に書かれたことはすでに古いかもしれない。サイバー戦争もあればサイバーテロもある時代。少なくとも知識だけは持っておかなければいけない。便利の裏には落とし穴もあるのだ。2016/08/07

へむりく

2
「パソコンやネットは使うし、ネット用語も流行りのモノは分かる」人向け。「パソコンはよく分からん」人には少々不親切。近年のサイバー攻撃事情について発端や背景も含めて平易に紹介しており、読み物としても面白かった。ただ、技術的な説明は少なく、不適切な部分もある。啓蒙には良いかも。日本はまだ社会インフラのネット依存度が低くて、webサイトを閲覧停止にさせられてもそれほど大事に感じないことが多いが、今後影響は大きくなるだろう。そうならないシステムを作るべきなんだろうが、日本はセキュリティ甘いからなぁ…。2012/07/16

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