将棋連盟文庫
将棋 端攻め全集

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  • サイズ A6判/ページ数 446p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784839939656
  • NDC分類 796
  • Cコード C2076

内容説明

端攻めは、現在隆盛を誇っている穴熊のほか、矢倉や美濃囲いに対しても有力な攻め筋。また、その他の戦型でも端の攻防が勝敗を決することは多々あります。「将棋 端攻め全集」は端攻めの手筋を網羅的に解説した数少ない書籍であり、全集の名にふさわしい名著。また、併せて収録した「将棋必勝手筋100」では勝つための基本手筋を中盤、終盤、受けに分けてやさしく解説してあります。

目次

第1章 端攻めの基本(端攻めの手筋;連打の歩;連打の歩プラス飛車の攻め ほか)
第2章 各戦法にみる端攻め(居飛車対振飛車;矢倉の端攻め;棒銀 ほか)
第3章 実戦での端攻め(中原名人‐大内;米長八段‐大内;加藤博八段‐大内 ほか)

著者等紹介

大内延介[オオウチノブユキ]
昭和16年10月2日、東京都港区の生まれ。29年、6級で(故)土居市太郎名誉名人門。38年4月、四段。59年4月、九段。42年7月、第8期王位戦でタイトル初挑戦(六段での挑戦は当時初)。51年3月、第1期棋王戦で初タイトルを獲得。平成12年、通算800勝(将棋栄誉敢闘賞)。14年11月、現役勤続40年。22年4月、引退。タイトル戦登場は4回、獲得は棋王1期。棋戦優勝8回(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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かわうそ

6
1筋と9筋。ど素人意見として、攻めるには回りくどいし角銀桂香効いてる場合が多いし、数手後がよくわからん割にメリット少ねーよ的な端攻めであったが、本書を読んだ時にすごく衝撃を受けた。2〜8筋が主戦場と思っていたが、端を絡めることでこんなにも広い攻め方ができるなんて!自分のような低級位者にはなんともありがたい一冊となった。問題は仕掛けるタイミング。歩がある、角銀も交換した。...で?いつ攻めるのか?いわゆる速度計算ができてないのが原因な気もするけど、それができないと端もダメ、初段も無理となるんだろうね。

あなあき

1
「不朽の名著シリーズ」の1冊で『将棋必勝手筋100』との合本。1章で基本手筋をしっかりやったあと、メインの2章は、色んな戦型に出てくる端攻めを各定跡を中心にみっちり解説。1979発行なので採り上げている戦型自体は古いが、端攻めを突破口にして有利に進めるための戦い方をまとめて学ぶことができる。3章は「実戦での端攻め」。プロの対局を題材にしているので、正直、家庭用ゲーム機レベルの激指さんに弄ばれている程度の棋力しかない自分には難しかったが、1手1手に迫力や凄みが感じられた。後半は「中盤・終盤・受け」の手筋集。2014/06/21

kinaba

0
分厚くて良いなあと思ったんだけど端攻めは前半だけで後半は手筋全般の話だった、残念。あと端攻めはやり方の手順というよりタイミングの取り方がわからないので、その辺もっと深く読みたかった。2014/05/18

wacchi

0
序文がいい。棋士の書く序文はだいたいいいが、本書の序文は中でもよく、本文を読み進めるうちに中だるみを感じたときに立ち戻って読めば味わいが生じる。名著の序文とはそういうものである。2019/09/11

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