内容説明
戦型ごとに、振り飛車穴熊の狙い筋を丁寧に説明。優勢になるまでの手順と、形の急所がよくわかります。
目次
第１章 四間飛車穴熊（四間飛車穴熊 対居玉棒銀；四間飛車穴熊 対急戦；四間飛車穴熊 対玉頭位取り ほか）
第２章 三間飛車穴熊（三間飛車穴熊 対急戦；三間飛車穴熊 持久戦；三間飛車穴熊 石田流）
第３章 穴熊の終盤講座（安定度の違い；ゼットを生かす；詰まない形を作る ほか）
著者等紹介
佐藤和俊［サトウカズトシ］
１９７８年６月１２日生まれ、千葉県松戸市出身。１９９０年６級で加瀬純一六段門。１９９４年初段。２００３年１０月１日四段。２００７年１１月２日五段。四間飛車穴熊、中飛車、三間飛車、相振り飛車を主戦としている振り飛車党。朝日杯将棋オープン戦では第２回（２００８年度）、第３回（２００９年度）でベスト４入りを果たす。第３５回（２００７年度）将棋大賞で連勝賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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そり
11
NHK杯で広瀬さんの振り飛車穴熊を見て興奮！美濃囲いだけでなく穴熊もやれたら、戦いの幅が広がるはず、と思い込む。▼内容は四間、三間飛車穴熊そして穴熊の終盤。広く浅くで、振り飛車穴熊の感覚を掴むのに最適かも。それでも対急戦、銀冠、穴熊に困ったら、広瀬さんの「四間飛車穴熊の急所」でカバーするのが良いと思う。▼何も考えずとりあえず穴熊に囲ってボコボコにされていた自分から脱却できるか！？2013/10/14
ま
9
穴熊戦もある程度数をこなしてきて、穴熊を採用すべき場合が自分の中である程度パターン化されてきた。だけど△２四角の覗きで駒組みを牽制されたり、金銀の連結が外れたところを△８六歩からの捌きで咎められたりすることもしばしば。穴熊を指すときは相手の角の動向に注意しないといけないなと思っている。まだまだ勉強します。2021/02/19
ま
5
とりあえず一周。飛車を３筋に振り直す攻めを含みに駒組みを進めるのが一つのポイントかなといった印象。振り穴の定跡書は意外に少なかった。なんかずるっこさを感じて敬遠してきた穴熊。本書を何度も並べて、来年はなりふり構わず三段を目指します。2020/12/23
