内容説明
永世名人同士の百番勝負。
目次
巻頭インタビュー(羽生善治名人インタビュー;森内俊之九段インタビュー)
自戦記編(羽生善治記;森内俊之記)
棋譜解説編(第4回天王戦四段戦(昭和63年1月14日)
第7回早指し新鋭戦決勝(昭和63年6月11日)
第37期王座戦1次予選(昭和63年10月14日)
第19期新人王戦決勝三番勝負第1局(昭和63年10月25日)
第8回早指し新鋭戦決勝(平成元年5月27日) ほか)
著者等紹介
羽生善治[ハブヨシハル]
1970年9月27日埼玉県所沢市の生まれ。1985年に史上3人目の中学生棋士となる。1989年竜王戦で初タイトル。1994年に名人獲得。1996年王将戦で史上初の七冠制覇を果たす。タイトル獲得は合計78期。2007年特別将棋栄誉賞(公式戦通算1000勝)。1994年都民文化栄誉賞、2008年第56回菊池寛賞、1996年内閣総理大臣顕彰
森内俊之[モリウチトシユキ]
1970年10月10日神奈川県横浜市の生まれ。2002年名人戦で初タイトル。2004年には竜王、名人、王将の三冠を制覇。2007年には名人戦4連覇、通算5期獲得で十八世名人の資格を得る。タイトル獲得は合計8期。2004年将棋栄誉賞(通算600勝)。2007年第56回横浜文化賞、神奈川文化賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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check mate
2
毎週日曜、本書を片手に一局ずつじっくりと棋譜並べ。たっぷり2年間楽しめました。両先生ともオールラウンダーなので、相居飛車・対抗型・相振飛車のすべてを並べることができるのもgood。2013/06/16
中禅寺
1
多いときは一日三局程度、少ないときは一週間に一局程度並べました。 百番指しということですが、羽生・森内両先生が内容の濃い自戦記をそれぞれ三局書いています。この部分は、お互いの感情や読みが深く書いてあるところで、棋士がどのように考えているのかよくわかって面白いです。 そのほか九十七局は見開き一ページにまとめた棋譜+重要なポイントな解説といった感じです。しかし、勝者が書いていることもあり、森内先生の部分は感情も書いてあります笑 将棋にある程度関心がある方にはおすすめです。2014/11/27