内容説明
外国人観光客を日本に呼び込もうという動きは「インバウンド観光」と呼ばれている。日本では、小泉政権下で「ビジット・ジャパン・キャンペーン」がスタートし、インバウンド観光事業が加速した。その中でも中国人観光客を対象とした市場は、日本ではまだまだ未開拓であり、競合も少ない。この新しい市場に取り組みたい人、単純に知りたいと思っている人向けに、これまでの中国人観光客の傾向と、これから日本を訪れる中国人観光客の傾向を分析している。ぜひ、本書をこの新しい市場に向けて一歩を踏み出すための参考にしてほしい。
目次
第1章 中国人観光客はすでに日本に来ている(ビザ緩和の影響が発端;制限されていた中国人観光客 ほか)
第2章 これから日本に来る中国人観光客はこんな人たち(中間層でも年収85万円;低価格が今後のカギに ほか)
第3章 中国人観光客を取り込もうとする日本企業(積極的に取り組む日本企業に学ぶ;JTBグローバルマーケティング&トラベル ほか)
第4章 変貌する中国人観光客ビジネス(観光推進と入国管理の対立;国の重要戦略の位置づけと現場の意識 ほか)
第5章 これからの外国人観光客(チャイナ・プラスワンの戦略;オーストラリア人とニセコ町 ほか)
著者等紹介
上田真弓[ウエダマユミ]
大手クレジットカード会社にて広告宣伝・マーケティング・販売促進戦略立案を数多く手がけた後、さくら総合研究所(現SMBCコンサルティング)に入社。現在は(株)日本総合研究所にて、国内・海外のマーケティング関連のコンサルティング活動に従事する
池田浩一郎[イケダコウイチロウ]
北京外国語大学卒業後、カネボウ株式会社に入社。国際マーケティング戦略企画部門にて、中国中長期事業計画。マーケティング戦略の立案、実行などに従事。その後、日本総研総合研究部門グローバルマーケティング革新クラスターに入社。新規事業開発、中国進出支援、アジアインバウンドプロジェクトなどのプロジェクトに参画。現在は、株式会社手組代表取締役、グローバルブリッジ株式会社執行役員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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