マイコミ囲碁ブックス<br> 捨て石集中講義―すぐに身につくプロの常識

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マイコミ囲碁ブックス
捨て石集中講義―すぐに身につくプロの常識

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  • サイズ B6判/ページ数 302p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784839934491
  • NDC分類 795
  • Cコード C2076

内容説明

捨てて良い石の見極め方から正しい捨て方、シメツケまで、囲碁観を変える捨て石の極意を伝授。

目次

序章 捨て石とは?
第1章 いらない石(1)強い石にくっついている石
第2章 いらない石(2)利かした石
第3章 石数に惑わされない
第4章 捨ててはいけない石(1)相手を切っている石
第5章 捨ててはいけない石(2)根拠を脅かす石
第6章 捨ててはいけない石(3)ねらいを残す石
第7章 捨ててはいけない石(4)取られると大きな石
第8章 シメツケと、その他の手筋
第9章 捨てるか、助けるか―練習問題

著者等紹介

三村智保[ミムラトモヤス]
昭和44年7月4日生。北九州市出身。田岡敬一氏に師事。藤沢秀行名誉棋聖門下。61年入段、平成12年九段。62年棋聖戦二段戦優勝。平成6年第19期新人王戦優勝。翌7年第20期新人王戦2連覇。8年棋聖戦七段戦優勝。11年第29回新鋭トーナメント優勝。15年第50回NHK杯優勝。第15期テレビ囲碁アジア選手権準優勝。16年第23期NECカップ準優勝。第59期本因坊戦挑戦者決定戦進出。63年棋道賞「新人賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

memoma

2
本書の中でもしきりに語られる「彼我の石の強弱を意識する」という考え方、級位者だけでなく低段者にも致命的に抜け落ちている場合が多いと思う。さらに悪い場合だと「何も考えない」という打ち方をする人がある。一旦手を止めて考えた結果悪い手を打つのであれば、それは少しづつであろうとも上達の糧になっているだろうから問題ない。最悪なのは「何も考えずに打ち、終局後その碁を省みない」ことだと思う。本書は石の捨て方の本だが、「考えて打つ」という基本的だけど上達になくてはならない要素を繰り返し強調する良い棋書だった。2013/05/20

添川

1
本書の最大の魅力はカナメ石とカス石を判断するための基準を読者に与え、どのような図になれば成功かを教えていることだと思う。考え方に特化しており、技術的な部分は他の棋書(手筋や詰碁等)で補うという感じ。実際にうまくできるかどうかはともかく、実戦で捨てるか助けるかを考えられるようにしたい。本書の例にもあるが、最初捨てる方針で打っていたが相手が読みにない手を打ってきて、方針を変更し助けた方が良い場合もある。1手1手、考えて打てということか…今まで実戦ではどうでも良い石を助けて大場を逃していたので、反省する限り。2013/11/18

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