内容説明
定石の基本はこの一冊!正しい定石手順、定石の使い分け方が身につく問題を繰り返し解いて、あっという間に棋力アップ。
目次
序章 定石の考え方
第1章 星の定石 26題
第2章 星の定石一覧 星の定石1~20
第3章 星の定石選択 24題
第4章 小目の定石 36題
第5章 小目の定石一覧 小目の定石1~30
第6章 小目の定石選択 22題
第7章 未完成の定石を探せ 27題
著者等紹介
趙治勲[チョウチクン]
1956年、ソウル市の生まれ。62年来日、故木谷実九段に入門。68年、11歳で入段。71年、五段。81年、九段。75年、第12期プロ十傑戦で初のビッグタイトルを獲得、その後各種棋戦で活躍し、80年、名人位に就く。以後84年まで5連覇、名誉名人の資格を得る。81年、本因坊と併せ持ち、タイトル戦史上4人目の名人・本因坊となる。82年、名人、本因坊、十段、鶴聖の4冠制す。83年、棋聖位を獲得、3大タイトルを独占。棋聖戦3連覇(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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添川
3
囲碁普及の最大の課題の一つは身近に対戦相手がいないことだと思うが、それはネット碁で解決した。ただネット碁では昇級降級があるため、定石の段階で下手な手を打ってしまうと次々と降級し、定石外れを連発する2桁級の人としか打てなくなる。これでは筋悪から抜け出せない。私には対局せずに定石の段階で潰されないための学習ツールが必要だった。そこで本書。実戦は常に次の1手形式の問題を解いていることと同じ。問題集の方が私には合っていた。問題も定石手順と定石選択は6対4の割合だ。本書を解けば布石で潰されることは少なくなるだろう。2013/10/23
Kalessin
2
囲碁の基本的な序盤の石の形が出てきます。石の形の意味やトビハネの基本的な使い分けなどが理解出来ていないと難しいので、「ヒカルの囲碁入門」や「これでOK初級突破法」等の入門書で一局の流れや考え方を十分に理解して、確認の意味で読むといいと思います。私は最初に無理に読もうとしたのでなかなか頭に入らず苦労しました。2011/12/20
ube4
2
実践では定石通りに打てないことも多いが、基礎としてせめてこの本に載っているものくらいは身につけたい。2012/03/17
junkoda
1
定石の選択の問題がとてもよかった。模様が築ける場合、厚みが生きない場合などの感覚がわかってきた気がする。2016/12/29