内容説明
不況下では、決して「低価格」だけでモノやサービスは売れない。むしろこんな時代だからこそ、笑いや遊び、ストーリー性、そしてオリジナリティのある生活が求められている。本書は、新しい時代の消費生活をデザインする思考実験の書。「偶然機能」「日常のスポーツ化」「冗談関係」「リスペクト消費」など、斬新で刺激的なアイデア・ヒントが盛りだくさん。意外な消費動向から時代が読める。面白くて不思議なマーケティングの本。
目次
第１章 消費者の自由演技は制御できない
第２章 愉快化の法則―地獄の沙汰もユーモア次第
第３章 遊戯化の法則―遊びは消費の上位概念
第４章 主演化の法則―消費者を物語の主役に！
第５章 創造化の法則―クリエイティブライフの支え方
最終章 生活現場のデザインのために
著者等紹介
山川悟［ヤマカワサトル］
東京富士大学経営大学教授。１９６０年東京都生まれ。法政大学法学部卒。広告業界（日本経済社、ＮＴＴアド）で、マーケティングプランナーとして、広告計画、ブランディング、商品開発など、さまざまなプロジェクトを歴任。創価大学、慶應義塾大学（いずれも非常勤講師）において創造性開発を軸とした講義を展開し、２００８年４月より現職。東京富士大学総合研究所・副所長を兼務する。専門は、ポストモダンマーケティング、創造性開発、コンテンツビジネス研究（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Yggdrasill
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不況になると口紅が売れるのは、暗い雰囲気の中でも、自分だけでも明るくなりたい、見せたいという心理からであると、本書は予想しているが、ちょっと期待はずれだったかな？私は、不況になると人々、ここでは女性達がより自分たちをよりよく見せて、よりいい男を捕まえるために口紅をつけるのだと思う。2011/03/20
わ！
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不況になると口紅が売れる…なのだから、風か吹いたら、桶屋が儲かる式に、世の中の経済連鎖を、「なるほど！」と、納得させてくれるほどに、書き連ねてあるのかと思いきや… その原因は諸説ありますが、「消費者は、暗くて不安なご時世だからこそ、自らが少しでも綺麗になって、周囲だけでも明るさを取り戻そうとするから」ではないかといわれていますと、「はじめに」のコーナーに書かれているだけで、 後のどのページにも出てこない 。 そ・そんな…じゃあ、なんで、「不況になると口紅が売れる」…って、タイトルなんだ？2009/10/10
