マイコミ新書
新「根性」論―「根性」を超えた「今どきの根性」

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  • サイズ 新書判/ページ数 220p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784839930103
  • NDC分類 159
  • Cコード C0211

内容説明

大不況を乗り切る強い心は「星飛雄馬(巨人の星)」より「桜木花道(スラムダンク)」型。100年に一度の大不況、根性さえあれば乗り越えられる。ビジネス、スポーツ、世界を問わず、大きな成果も夢ではない。だがしかし、昔ながらの根性では、心は磨り減り、増えていくのはストレスばかり。不安や焦りもつきまとう。それでは、いつしか心は折れてしまうし、成果なんて出せっこない。心をかき乱す雑音と、どう闘うか。それが真に問われている。本書で示すのは、今どきの新しい根性。手に入れるのは、大変だけれど、「プチ楽しい」とさえ感じられ、大不況さえ乗り越えられる新根性の世界にご案内。

目次

第1章 知らぬ間に旧根性で乗り切ってきた
第2章 根性にも新しい根性がある
第3章 偽の根性とは
第4章 新根性の宿る人・組織
第5章 新根性を鍛える
第6章 新根性は自分のためだけじゃない!
第7章 新根性はこうして鍛えられる

著者等紹介

辻秀一[ツジシュウイチ]
1961年東京都生まれ。北海道大学医学部卒。スポーツドクター。エミネクロスの代表として、応用スポーツ心理学を基にした独自のフロー理論で、世の中のQOL向上を目指し様々な活動を展開。メンタルトレーニング、企業の産業医、キッズのバスケットボール塾やチアリーディングスクールを運営し、活動のフィールドは教育界、音楽界などにも広がる。講演会は年100回以上。スポーツのディズニーランド“エミネランド”や一流アスリートとのトークショーも開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hiroshi Kiso

0
辻先生の本の4冊読んだ内の2冊目。筋が一貫している。この本を読んで考えた部分は、「自分が変えられるものに集中する」ということ。変えられない物はしょうがない。過去は変えられない。未来は今を変えることで変えられる。だから今を生きる。今できることを精一杯やる。過去の失敗を後悔したり、未来の出来事に不安になったりしない。変えることのできない周りの状況に左右されない。コントロールできるのは自分だけだ。言われると分かるのだけど、自分がなんとできていないか。と考えることすら過去を考えている。と考えるのも過去を…笑2012/05/02

みかん

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2009年と古い。スポーツ心理を知りたいので読んでみた。「フロー理論」の根拠説明が弱いが、以前までの考え、現在の教育者たちに根差している「苦しみに耐える根性こそが人生成功の秘訣」と思っていること、それが高度経済成長にねざしていたことなどが分かりやすい。自己滅私とone for teams, team for oneとは違うなど。 ここに書いているフロー理論の用語を元に現在での根拠説明が書いている本を探しにいくには良さそう。導入にはよいかな。2021/02/18

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