内容説明
なぜ悪口は楽しいのか。「空気が読めない」とは社会科学的にどういう意味なのか。なぜおしゃべり嫌いの男性は早死にするのか…。私たちや社会を動かし変えているのは、「雑談・おしゃべり」だった。社会から身近な人間関係までに対する「雑談・おしゃべり」のおそるべき影響力を、社会心理学の知見やデータによって分析。私たちの意識・生活が「雑談・おしゃべり」という得体の知れない存在にいかに影響されているかという驚愕の事実を明らかにした。
目次
第1章 「雑談」「おしゃべり」が人間と人間関係をつくる
第2章 おしゃべりや雑談はこうしてあなたを変えていく
第3章 おしゃべりの「ゲーム理論」「空気を読む」とはどういう意味か
第4章 男や女は何をしゃべっているのか?―おしゃべりの実態
第5章 他人の「うわさ」はやはり楽しい?「悪口」「うわさ」の研究
第6章 なぜ「会議」は嫌われるのか―「組織」「職場」と「雑談・おしゃべり」
第7章 困った「グチ」「自慢話」への対処法
第8章 口コミで人を踊らす人、踊らされる人
著者等紹介
川上善郎[カワカミヨシロウ]
成城大学文芸学部教授。1946年東京都生まれ。東京大学文学部卒業。文教大学情報学部をへて現職。インターネットでのコミュニケーションから、うわさやスキャンダルといった社会現象まで、「パーソナル・コミュニケーション」すなわち「おしゃべり」という視点から研究をすすめている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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