マイコミ将棋books<br> とっておきの相穴熊

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マイコミ将棋books
とっておきの相穴熊

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784839926229
  • NDC分類 796
  • Cコード C2076

内容説明

本書のテーマは相穴熊です。昔からの人気戦法ですが、藤井システムの勢いが一段落した現在、居飛穴の堅さに対抗する手段として注目を浴びています。振り穴を得意とするプロ棋士広瀬五段と、「アナグマン」と呼ばれるほど穴熊を得意としている遠藤アマ七段が、相穴熊の序・中・終盤それぞれのテーマ図に対してそれぞれの形勢判断と狙い筋を示し意見をかわしています。広瀬五段はプロらしい鋭い着手と正確な速度計算を披露。いっぽう遠藤アマは時間の短いアマ大会で鍛えられた、実戦的な指し回しを随所に見せています。相穴熊を指しこなすコツが満載で、勝率アップ間違いないでしょう。

目次

第1章 相穴熊の基本的な戦い(四間飛車基本1図 振り飛車5二金型;四間飛車基本2図 振り飛車6一金型;三間飛車基本図 守備金の寄せ方)
第2章 相穴熊における終盤戦の考え方(穴熊の特性 ゼットと速度計算;相穴熊仮想A図 6八金、6二金型;相穴熊仮想B図 7八金、7二金型 ほか)
第3章 実戦における考え方(定跡形からの仕掛け;桂香を簡単に取らせない;終盤の入り口からの速度計算 ほか)

著者等紹介

広瀬章人[ヒロセアキヒト]
1987年1月18日東京都江東区出身。1998年6級で勝浦修九段門。2000年初段。2005年4月1日四段。2007年4月1日五段。第65期順位戦C級2組で9勝1敗の成績を収めC級1組に昇級。早稲田大学に在学中

遠藤正樹[エンドウマサキ]
1966年12月29日静岡県静岡市出身。東海大学卒。2006年全国支部名人戦3回目の優勝によりアマ七段。ほかにもグランドチャンピオン戦や平成最強戦など、数々の全国大会で優勝を重ねてきたトップアマ強豪。穴熊を得意戦法とし、「アナグマン」の異名を持つ。対プロ公式戦は6勝6敗。現在富士フィルムグラフィックシステムズ株式会社にて会社員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinaba

0
典型的な局面を見てどう感じるかどんな手が浮かぶかを対談形式で並べていて読みやすい。しかしもっと、最初の方に一章さかれていたゼットの感覚の体系的な解説が欲しかったかもしれない。強い人、読みの深さというよりは、そういう"一目で無理"のパターンを探索の葉ノードにできているから読みが深いというところが、特に穴熊戦だとある気がする2013/04/06

のらねこ

0
穴熊の入門書ではなく、プロアマの立場からそれぞれの局面で「どう指せばよいか?」という検討を重ねていく内容。穴熊には穴熊なりの大局観があるので、指し方の方針の目安が欲しいかたには良著。2012/09/16

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