• ポイントキャンペーン

マイコミ新書
なぜ毎日コンビニで買ってしまうのか?

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 183p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784839925963
  • NDC分類 673.8
  • Cコード C0263

内容説明

コンビニはすべてが計算ずくめ。「買わせるための科学/心理学」を徹底的に研究し、私たちの購買意欲を刺激し続ける小売業の代表なのです。たとえば、入口のそばに雑誌棚があるのも、店内の奥にドリンクコーナーがあるのも、乳製品の対面にパンがあるのも、女性雑誌の対面にコスメがあるのも、みんな周到に計算された配置。同様に、真夏におでん、真冬に冷やし中華が陳列される日があるのも、これまた確信犯的な品揃えといえます。店舗立地、物流、商品開発などなど、あらゆる側面からコンビニの秘密と仕組みを概観。オーナーや店員から集めた証言なども織り交ぜつつ、コンビニに隠された「顧客を引きつけるための技術」を解明します。

目次

第1章 「日本最強の小売業」コンビニ考現学
第2章 なぜ今日も余計な“ついで買い”をしてしまうのか?―衝動的な購買意欲を刺激するコンビニの秘密
第3章 壮大なるマーチャンダイズ実験場―小売業界の最先端をひた走るコンビニの情報戦略
第4章 おでん、弁当、から揚げに隠された壮大なプロジェクト―コンビニの商品開発、その舞台裏
第5章 なんで我が県にはセブン‐イレブンがないの?―コンビニ新規出店の謎
第6章 コンビニを支える、小売業最大の物流システム
第7章 こんなお客さんはイヤだ!―他のお客さんや店員に迷惑をかけないために
第8章 フランチャイズ契約、高齢化、万引き、防犯…店長・オーナーはつらいよ!?
第9章 コンビニの未来はどうなるか―逆風の中のチャレンジ

著者等紹介

漆原直行[ウルシバラナオユキ]
1972年、東京都生まれ。大学在学中からライターとして取材・執筆活動を展開。「週刊SPA!」「モノ・マガジン」「散歩の達人」ほか、カルチャー誌、トレンド誌を中心に、数多くの雑誌媒体に携わる。ビジネス誌編集部、ウェブ制作会社、パソコン誌編集部、サッカー誌編集部などを経て、現在はフリーランスの編集・記者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こよみ

18
なかなか勉強になった お客の好みを細かく分析されて成り立ってるのね2013/03/23

Humbaba

12
コンビニを経営するというのは良いことばかりではない.ドミナント戦略により配送が効率化される,一日に複数回の配送が行われているが,それは近くに自分と同じフランチャイズ店が存在するということでもある.そのため,そこで競合が起こり,客を奪われてしまうということが起こってもいる.2013/03/17

Humbaba

6
例え滅多に売れないものであっても、揃えておかなければいけない商品は存在する。当然揃えられていると思われている商品だからこそなかったときの期待を裏切られたという気持ちは強まる。一度失ってしまった信頼は、ライバルが多いだけに容易には取り戻せず顧客を失うことになってしまう。2016/10/18

ぐっち

5
新刊と間違えて買ってきてしまったが、コンビニの戦略をいろんな方面からわかりやすく丁寧に書いてあってよかった。北海道でいっぱい見かけた「セイコーマート」がセブンイレブンより歴史が古くてびっくり。最終章の「店長・オーナーはつらいよ」はコンビニの影の部分もあって印象的。2012/11/03

T

3
薄っぺらいコンビニ礼賛本。日本人は電気、水などの資源の無駄遣いに鈍感だからわかんないだろうけど、コンビニや自販機は今の10分の1くらいになっても全然かまわないと思う。2015/12/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/422843
  • ご注意事項