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自律ロボット概論

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  • サイズ B5判/ページ数 494p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784839922320
  • NDC分類 548.3
  • Cコード C3053

内容説明

本書は、人間による明示的な制御なしにタスクを実行する“自律ロボット”の概要を、構造、機械設計、制御といった基礎的理論から、学習理論、位置推定などの応用まで広範囲に解説する入門書です。ヒューマノイド、多脚、二足歩行、車輪、水中、飛行、群行動など多岐にわたる分野やハードウェアへの実装など100以上の実例を紹介。特に、近年注目を集めている生物学的な発想について大きく焦点を当てています。

目次

動物とロボットにおける自律性と制御
生物システムにおける制御と調節
基本的な構造要素
下位レベルのロボット制御
自律ロボット用ソフトウェアアーキテクチャ
ロボット学習
ロボットの移動運動:概論
2足歩行による移動運動
4、6、8本の脚を持つ動物やロボットの移動運動
腕の運動と操作
人間の手とロボットの手における把持動作の制御
複数ロボットの制御
ヒューマノイドロボット
位置推定、ナビゲーション、マッピング
自律ロボットの未来

著者等紹介

ベーキー,ジョージ・A.[ベーキー,ジョージA.][Bekey,George A.]
南カリフォルニア大学(USC)のコンピュータ科学学部名誉教授。ロボティクス研究において200以上の論文や著書を発表している。30年間USCで教授を勤め、ロボティクス教育カリキュラムやRobotics Research Lab.を創設。2001年、教育部門においてエンゲルバーガー賞を受賞

松田晃一[マツダコウイチ]
東京農工大学大学院工学研究科数理情報工学専攻修了。東京大学大学院工学系研究科電子情報工学専攻より博士(工学)を得る。学生時代は人工知能の研究を行いNECに入社、その後、漫画家を目指しソニーコンピュータサイエンス研究所に入社し、家電メーカに勤務。主幹研究員。研究開発から、国際標準の策定、製品開発までの経験を持つ。最近は、著作から離れているのがさびしい。HCIやインターネット上の分散型三次元共有仮想社会(PAW^2)の研究開発、同システムによるコミュニティビジネスの運用、VRML97の国際標準化、携帯機器上のモバイルエージェントの開発、tgifの機能拡張・日本語化を経て、現在は、UI開発システムの開発に従事。金沢工業大学大学院客員教授

細部博史[ホソベヒロシ]
1969年生まれ。1998年東京大学大学院理学系研究科情報科学専攻博士課程修了。博士(理学)。日本学術振興会特別研究員‐PD、文部省学術情報センター研究開発部助手、国立情報学研究所助手を経て、2004年より国立情報学研究所助教授として現在に至る。本務以外にもこれまでに総合研究大学院大学複合科学研究科助教授、仏ナント大学計算機科学研究所客員教員、早稲田大学理工学術院客員助教授、文部科学省研究振興局学術調査官等を務める。制約プログラミング、ユーザインタフェース、情報視覚化、対話型グラフィクス等の研究に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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