内容説明
「Web2.0」というキーワードは、ビジネスやIT系の媒体だけではなく、新聞や一般雑誌などでも取り上げられるようになり、確実に市民権を得たといってもよいでしょう。しかし、その概念を活用したビジネスを実践するための方法論や開発アプローチは、どのようなものなのでしょうか?本書は、「Web2.0的ビジネス」の最前線で活躍する著者が、その経験から得たノウハウを15のルールとして挙げて、それぞれの背景や実践方法などをわかりやすく解説しています。
目次
序章 Web2.0とは何か(「受信」「検索」「発信」「共有」がWeb2.0の四要素;社会現象となったWeb2.0;Webはいかに進化してきたのか)
第1章 事業創造編(グーグルに見るWeb2.0時代のゲーム理論;サービスか、プロダクトか?ビジネスモデルの選択;Web2.0的組織こそ必須条件;IPOか、バイアウトか?エグジットモデルの選択;頭を狙うか、尾を狙うか…ロングテールを理解する)
第2章 ブランディング編(広告より広報;誰にどう見られたいのかを決める;ブログとRSS/Atomフィードこそ武器)
第3章 開発モデル編(ソフトウェアのパラダイムシフトを理解する;軽量かつポータブルであること;リッチなユーザーインターフェイスの提供;マッシュアップとフィードの活用)
第4章 オペレーション編(無意識なユーザー参加を促進する;技術だけではなくビジネスアーキテクチャで勝負する;ユーザーと共にサービス規模の拡大を目指す)
著者等紹介
小川浩[オガワヒロシ]
1996年、デル、ゲートウェイの代理店としてマレーシアにて日系企業および在住邦人向けのPC通販ベンチャーを創業するなど、アントレプレナーとして活躍。その後、(株)日立製作所を経てサイボウズ(株)にジョイン。feedpathの基本設計を考案し、フィードパス(株)取締役兼COOに就任
後藤康成[ゴトウヤスナリ]
大手電機メーカー系エンジニアリング会社、中堅エンジニアリング会社を経て、1997年からシリコンバレー・ベンチャーにて北米および欧州担当システム開発マネージャーとして欧米キャリアにシステム提供後、2000年に(株)ネットエイジに入社。現在、(株)ネットエイジ技術担当取締役。2005年、フィードパス(株)の設立に参画し、取締役兼CTOに就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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