内容説明
本書では、荒プロの青春期の巷での実戦エピソードを30話収録。最強雀士の原点が垣間見られる洒脱な文章は迫力十分の読み応えであり、麻雀の楽しさ、厳しさを感じることができます。大好評の1ページ戦術をはじめ、戦術特集として「攻めの陣」「受けの陣」の2本立て。更に戦術SPも付いた充実の内容です。麻雀のハードな魅力を再確認すると共に、実戦力の大幅アップが確実な1冊です。
目次
第1部 雀士悲哀(強すぎるために不幸を招いた男;「運」の悪い時には麻雀も裏目に出る;一文無しで送り込みの技 ほか)
第2部 戦いの鉄則(役満は作るもの偶然のみにあらず;常勝カラスの千点アガリ;生きた金と生きたアガリ ほか)
第3部 勝負師いろいろ(境遇の違いが勝敗を決する;弱いと思わせて一人勝ちする男;負けないための合わせ打ち作戦 ほか)
著者等紹介
荒正義[アラマサヨシ]
1952年4月12日、北海道登呂郡留辺蕊町出身。第1期新人王、第5・29期王位、第3・5期グランプリ、第8期鳳凰位、第10期最強位、第12期マスターズをはじめ数々のタイトルを獲得。2003年は日本プロ麻雀連盟主催の2大タイトル、マスターズと王位戦で史上初の同年2冠制覇を果たす。日本プロ麻雀連盟A1リーグ所属。九段。輝かしい戦績もさることながら、その打ち筋はプロ間での評価も非常に高く、現役最強といわれる本格派。1976年に新人王、1978年に王位となりプロとしての地位を不動のものにした。以来30年近く、麻雀の腕ひとつで勝負の世界を生き抜き、現在に至る。また、漫画原作も多数手掛ける
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