内容説明
定跡書の通り指したけれど、途中で上手に変化され、暗記した手順がなんの役にも立たなくなったと嘆くアマチュアは多い。本書は週刊将棋に連載していた「定跡のウソ」をまとめたもの。『将棋大観』や従来の駒落ち定跡書の弱点を指摘して、難しい手順を覚えるより「自分のフォームで指そう」を合言葉に、実戦的な下手の心構え・指し方をわかりやすく解説している。
目次
第１章 六枚落ちの戦い方（平手感覚流で行こう）
第２章 四枚落ちの戦い方（１七桂戦法；居飛車定跡；必勝銀多伝）
第３章 二枚落ちの戦い方（二歩突っ切り；５五歩止め；銀多伝；銀多伝崩し）
著者等紹介
湯川博士［ユカワヒロシ］
１９４５年２月２５日、東京生まれ。法政大学卒業後、雑誌記者などを経て、７８年から「将棋ジャーナル」編集長。８４年文筆活動に入る
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