内容説明
本書は、XMLの基本およびXMLの応用についてを高所から俯瞰するように理解していただくための入門書である。本書では、XMLが何か、そしてXMLがなぜさまざまな分野で利用されつつあるのか、今後はどうなるのか、そして私達はXMLをどう利用していけばいいのかについて解説する。特に、人間同士の情報共有にとって重要と考えられるドキュメントへのXMLの適用について見ていく。また、XMLだけでなく、関連の技術についても必要に応じて概観していく。
目次
「XML」の前に―ドキュメント構造とは
XMLとは何か
XMLドキュメントの構成
XMLドキュメントの内容
XMLドキュメントの作成と表示
XSL
XMLに関する標準
URIと名前空間
XMLスキーマ
XPath
リンクに関する仕様―XPointer、XLink、XML Base
XMLデータベース
DOMとSAX
XHTML―HTMLからXHTMLへ
SVG
SOAP
Webサービス
XMLの各種の応用仕様
これからのドキュメント共有
著者等紹介
屋内恭輔[ヤナイキョウスケ]
1984年頃からドキュメントソフトウェア開発にかかわる。ワープロ、表計算等のアプリケーションを搭載したワークステーションを開発。ウィンドウシステムからアプリケーションすべてを国内独自開発。1987年から構造化ドキュメントにかかわり、ODA、SGML、XMLの各世代のドキュメントアプリケーションの開発に従事する。2000年から携帯向けメール配信システムをはじめとする種々のWebサイト開発にかかわる
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