内容説明
伝説の奇書復刻!究極のパズル・大道詰将棋、それは妖しく不思議な魅惑の世界。
目次
第1章 香歩問題(アレッ!?3手詰め?;歩にしますか桂にしますか ほか)
第2章 銀問題(客寄せ用と侮るな;いよいよ本ネタの登場 ほか)
第3章 双玉問題(自己中心派は嫌われる;目移りして困ります ほか)
第4章 金問題(まさに究極のパズル;香の入手をめぐる攻防 ほか)
著者等紹介
湯川博士[ユカワヒロシ]
1945年2月25日東京生まれ。法政大学卒業後、雑誌編集者・記者などを経験、78年から「将棋ジャーナル」編集長。84年文筆活動に入り、『なぜか将棋人生』(朝日出版社)『ここで将棋と会いました』(情報センター出版局)でデビューし、『将棋巷談 一手劇場』(毎日コミュニケーションズ)など著書多数。また、チェス雑誌『チェックメイト』を刊行し、CD-ROM『世界の将棋』(アスク)を制作するなど、世界の将棋類も手がけている
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感想・レビュー
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Gamemaker_K
8
再再読だが、完全に内容を忘れていたので新鮮な気持ちで読了。持ち駒と盤上の攻め駒がみんななくなったのに詰んじゃうんだよ大道詰将棋は。ポイントポイントで途中図があるからノーストレスで楽しめる親切な構成も素晴らしい。湯川さん、また面白い将棋の本出してくれないかな。…蔵書整理のトップバッターとなったのだが、いきなり生涯保管確定だ。物を少なくしたいという圧力に負けるな俺。2023/05/07
Gamemaker_K
3
(再読)大道詰将棋というと、どろーんとした世界が想起されちゃう。それはしょうがないことだから否定するわけではないんだけど、純粋な頭のパズルとしては最高に面白い。自分の棋力(同名のHNで将棋倶楽部24で13級)では解くことはできないが、こんな俺でも1手1手読みながらサーカスのような詰め手順を追いかけることができるので極めて素晴らしい1冊だと思う。2013/07/05
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