内容説明
初段の壁をなかなか越えられないあなたへ。初中級者向けと言えば序盤・中盤の暗記・学習が中心だったこれまでの常識を、本書は一二〇%覆しました。「最短の寄せと自陣の危険度両方に目配りしなければいけない終盤の組み立て方こそ、将棋の本当の力をつける一番の養分になる!」将棋指導のプロフェッショナル武市三郎六段が温めていた学習法であなたの将棋の力は確実にアップするはずです。詰めろや王手、必死などを掛ける際の考え方や従来の常識を覆す将棋勉強法です。
目次
第1章 王手と詰みから考えよう(王手を掛ける;詰みと詰将棋;玉の急所 ほか)
第2章 寄せの基本から考えよう(頭金;腹金;一間龍 ほか)
第3章 詰みの手筋を考えよう(守備駒の移動;駒の清算;逃げ道ふさぎ ほか)
第4章 “必死”を必死で考えよう(詰めろを掛ける;必死の概念;必死を掛ける ほか)