内容説明
「希望がないときこそ、目覚めのチャンス」。大乗仏教の尼僧が贈るパワフル・メッセージ!米国精神世界のベストセラー。
目次
恐怖と仲良くなる
すべてがうまくいかないとき
今という瞬間は完璧な教師
そのままでリラックスしなさい
けっして遅すぎることはありません
害を及ぼさない
望みのなさと死
世間八法
六種類の孤独
存在への好奇心
非暴力と四つのマーラ
大人になる
慈悲の輪を回す
死ぬことのない愛
気持ちに逆らって
平和の僕
自分の意見
秘密の口伝
混乱に向き合う三つの方法
選択なしというトリック
サムサーラの輪を逆転させる
道程こそがゴール
著者等紹介
ペマ・チュードゥン[ペマチュードゥン][Pema Ch¨odr¨on]
チベット密教を北米に紹介したチュギャム・トゥルンパ師の幹部弟子の尼僧。北米で最初に設立されたチベット僧院ガンポ・アビーで西洋人のための瞑想指導を行なっている
ハーディング祥子[ハーディングショウコ]
翻訳家。早稲田大学文学部、英国クライスト・チャーチ・カレッジ卒
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takeapple
15
山下良道師のポッドキャストで勧められて読んだ。9•11以後のアメリカでよく読まれた本ということだが、チュギャム・トゥルンパリンポチェのお弟子さんである、ペマ・チュードンさんにより書かれたチベット仏教入門書という感じ。慈悲の瞑想を始め普段山下師が仰ることの裏付けを得られる。2018/11/01
dexter4620
0
完全なるチベット仏教というわけではないが、分かりやすくその考え方を記した本。2012/03/15
ひろつそ
0
まさに即今底を練る。仏教の根本。突き詰めるとそこなんだろうなあ。2010/10/15
ひお
0
全てを失った時、人は最高の状態にいる。何者にも寄りかからない自己のみの存在として世界と解け合っている。けれど、それもつかの間すぐに何かしらに寄りかかろうと感情に支配されて迷い続ける。大事なのは「今はそう言う時」と、受け入れる心。苦しい時、辛い時こそチャンスなんだって感じだった。でも、話の中心的にはトンレン最高!トンレン最強!!レッツ!トンレンみたいな感じの印象受けた・・・。主観と客観と研究と実践が伴わないと実感湧かないだろなーと思いつつ、チベット大乗の教えをかみ砕いて説明してくれてるので高評価です。まる!2009/07/26
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