出版社内容情報
あなたは子宮内の出来事を覚えている! 心理学の臨床的手法の発達にともない、今や人間の精神的葛藤や病気の遠因は、出産時や胎児期、さらには「細胞」の意識レベルにまで求められるようになってきた。本書は、当初「胎児期の記憶」というものに懐疑的だった医学ジャーナリストが、自身の疑問を解消していった過程にそって「出生前心理学」を概説したものである。
内容説明
本書は、当初「胎児期の記憶」というものに懐疑的だった医学ジャーナリストが、自身の疑問を解消していった過程にそって、胎内の科学的事実、「出生前心理学」の歴史と主な療法家、臨床事例、障害の予防と治療、などを概説したものである。
目次
第1部 科学的な事実(胎内宇宙での9か月;胎児―命の芽生えとその宿命)
第2部 自分自身に耳を傾ける(夢―その意味するもの;出生前心理学者たち;出生外傷とLSD;胎児の目)
第3部 予防と治療(妊娠に対する態度;根源の傷を癒す)