出版社内容情報
和尚は、現代に生きる人々の内的成長を促すよう、東洋の瞑想的アプローチと西洋の心理学的アプローチを統合した数多くの瞑想テクニックを生み出した。それらには、型にはまった堅苦しさはまったくない。それらは条件づけやストレスで萎縮した〈生〉を、笑いと遊びに満ちた屈託のない本来の姿に立ち還らせ、私たちの内奥の本性を露わにすることを助けてくれる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヨミナガラ
11
“瞑想は、「私は心(マインド)ではない」と気づいていることだ”“瞑想は、集中ではない/集中においては集中している自己があり、集中の対象がある/そこには二元性がある/瞑想においては内側に誰もいない、しかも、外側に何もない〔…〕集中は、二元対立する意識だ/だからこそ、集中すると疲労を生み出し〔…〕消耗した感じがする”“集中は人間的で、瞑想は〈神性〉だ”“瞑想は治療的なものだ/あなたが病気だったら、薬が必要だ/覚者(ブッダ)たちは瞑想を必要としない”“瞑想のすべては/本質的にセックスなきセックスの体験だ”2014/07/26