目次
ムエタイを生んだ国
タイ人とギャンブル
前近代ムエタイ
近代ムエタイの誕生
ギャンブル・ムエタイ
ムエタイと仏教
ムエタイ情報誌に見るムエタイの変化
ムエタイの世界
著者等紹介
菱田慶文[ヒシダヨシフミ]
早稲田大学スポーツ科学研究センター招聘研究員。四日市看護医療大学地域研究機構地域政策研究所研究員。全日本シュートボクシング協会シーザー力道場所属。エキスパートクラス、ウエルター級。(リングネーム菱田剛気)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Akihiro Nishio
20
タイにてタイ本を読む。以前、ラジャダムナン・スタジアムでムエタイは見たことがあるのだが、序盤前蹴りで牽制するばかりで面白くなかった。その謎が本書で明らかになった。要は、ムエタイは近年ギャンブルの対象へと変化し、それにあわせて選手の技、試合運び、マッチメークも変化したという。スタジアムの後ろの席で、試合中、指でサインを送りながら大声で賭けをしているおじさんたちがいるのだが、どうして試合中に賭けが始まるのかという謎も解けた。実際に試合に出た作者の体験や、ムエタイ選手の人生、ジム運営の仕組みなども興味深かった。2017/09/17
SU
1
菱田さんの本。知り合いがたくさん出ていてテンション上がりました。正直、既知の事ばかりだが、世の中にこういう本を出した意義は大きいと感じます。2014/07/18
チワワ
0
ムエタイってビデオなどで見たことしかなくて今のギャンブルになるまでの歴史や世界が良くわかりました。タイに行きたい。2014/11/12
猫草
0
ムエタイに こんな歴史が!宗教的であったりギャンブルだったりと タイという国のカオスか!2014/09/04
みどりちゃん
0
渾身のムエタイルポ。コロナ禍を経てギャンブル禁止や女性の参加など、ムエタイ界も様変わり 。その後を知りたい。コラムに徳を積む為にヤオプラヤ川に魚を放流するカップルと、その魚をすくってまた売りさばく商魂タイ人の紹介があって面白い。これぞバンコク。2022/10/22
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