目次
「手」がかりはラテン語
足
頭
舌
「エコロジー」はギリシャ語から
何を「愛する」か?
super(上の)
プラトンの「飲み会」!?
sub(下の)
ローマの休日〔ほか〕
著者等紹介
石井米雄[イシイヨネオ]
1929~2010年。東京生まれ。東京外国語大学中退後、外務省に入省。在タイ日本大使館勤務をへて、京都大学東南アジア研究センター所長・教授、上智大学教授を歴任。1997年から2004年まで神田外語大学学長。退任後、文部科学省大学共同利用機関法人人間文化研究機構機構長、独立行政法人国立公文書館アジア歴史資料センター長を務める。法学博士。2000年文化功労者顕彰。2007年チュラーロンコーン大学から名誉文学博士号授与(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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isao_key
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石井先生がかつて神田外語大学のHPで連載していたエッセイ「語源の楽しみ」をまとめた本である。自伝『道はひらける』で旧制高校時代古川晴風先生から英語を習ったとき「足」の語源の説明を聞き、身体が震える体験をして以来、語源について興味を持たれたらしい。この本には「手」から「プール」まで、113の言葉の語源が説明されている。面白い話がたくさんある。例えば「ダイエット」はもともと食物一般をさしていて、現在のような使われ方になったのはチョーサーの『カンタベリー物語』からであるなど。願わくばタイ語も書いて欲しかった。2012/08/28
Heihe Tian
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英単語を語源から解説した良著。浅すぎず踏み込みすぎず、素晴らしい内容。2013/04/21
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- 和書
- 雷鳴 民主文学自選叢書