目次
1 憑依舞踊の周辺(サンヒヤン・デダリ(バリ)―瞼の奥にひろがる宇宙
ルジャン(バリ)―内なる心への祈り
ジャティラン(中部ジャワ)―竹編み馬の大道芸 ほか)
2 インド、そしてジャワからバリへ吹く風にのって(マハーバーラタとラーマーヤナ;バロン・ダンス(バリ)―スドモロ物語(ジャワ)を根として
ケチャ(バリ)―一九三〇年代に構成された観光舞踊の粋 ほか)
3 中・近世ジャワ文学の舞踊化(パンジ物語―パンジ王子の貴種流離伝説;トペン(チルボン地方)―仮面舞踊の花
クロノ・トペンほか(ジャワ)―宮廷の仮面舞踊 ほか)
著者等紹介
松本亮[マツモトリョウ]
和歌山県に生まれる。幼少年時代を通じ、熊野・那智勝浦町の海と山のはざまで遊び夢みる。1948年、大阪外国語大学フランス語学科卒。1951年、詩人金子光晴を訪ね、同氏没年(75年)まで親交をつづける。1953年、バレエ「白狐」(台本、演出)を松山バレエ団により上演。1970年「高野聖」なども。1968年、はじめてインドネシアを旅し、ワヤンや舞踊の上演を見る。1974年、仲間とともに日本ワヤン協会を設立し、ジャワのワヤン紹介上演をはじめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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