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バンコク燃ゆ―タックシンと「タイ式」民主主義

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  • サイズ B6判/ページ数 345p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784839602376
  • NDC分類 312.237
  • Cコード C0030

目次

異形の政治家タックシンとその時代
二一世紀のクーデター
軍の盛衰
新憲法制定から総選挙へ
黄色い王党派・PAD
サマック政権の崩壊
三度目の一〇月の流血
空港占拠とタックシン派政権の崩壊
王党派最後の砦、裁判所
PADに偏るメディア〔ほか〕

著者等紹介

柴田直治[シバタナオジ]
1955年生まれ。早稲田大学第一文学部卒。1979年朝日新聞社入社。徳島支局、神戸支局から大阪社会部員、マニラ支局長(1994年~96年)、大阪社会部、東京社会部デスク、論説委員、神戸総局長、外報部長代理を経てアジア総局長(2005年~09年)。現在、特別報道センター長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tom Zacky

3
スバラシイ タクシン政権がクーデターで崩壊した2006年から2010年までの政治変遷がわかりやすく書いてある! タクシン、その後の政権、周辺環境(隣国、タイ軍など)の良し悪しを公平に書いてある。 ところどころ著者の私見が(・∀・)イイ!! てか、2500円と意外と高かったが、価値有り! P.S①向こうで赤シャツ着てると『タクシンと間違えられるからやめなさい』と窘められた(’ ’ P.S②今でもタクシン派が赤シャツ着て活動してるので、ある時(今年)タクシーの運ちゃんが『写真撮れ撮れ♪』とネタにしてたなw2012/11/29

isao_key

3
著者は、2005年9月から2009年8月までタイに滞在しその間、タクシン追放のクーデターから、その後起こる黄シャツ対赤シャツの攻防をつぶさに見て取材をしたジャーナリスト。時間軸に沿った書き方なので、わかりやすく公平な観点からこの騒動について述べている。タクシンの功罪もあげ、同時に当時のアピシット政権の無策ぶりも取り上げている。現代タイ政治を知るにはとてもわかりやすい本である。2012/05/13

junne

0
アジアで民主主義ってやっぱ無理なのかなあと思ってた矢先にそれを裏付けるような本を読んでしまった気が……2015/10/02

ワッキー提督

0
2006年のクーデターから2010年までのタイ政治について現地を取材した記者の視点から分析した一冊。多様なアクターのありようを現場のにいる外国人記者の視点で分析しており、解りやすい。大学図書館にて。2013/12/30

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