目次
第1章 ホアパン県サルイ村にて
第2章 女の支配領域、市場にて
第3章 民族構成・日常生活
第4章 歴史的背景
第5章 家族制度・出産
第6章 教育
第7章 描かれた女性像
著者等紹介
風野寿美子[カゼノスミコ]
1992年、27年間の公立小・中学校の教員生活に終止符を打ち、日本語教師として渡英。翌93年、ハル大学(University of Hull)、経済社会史学部入学。2000年、同学部大学院修了。1999年、水生甲虫専門の昆虫研究者佐藤正孝に出会い結婚。以後、タイ、パラオ、台湾、中国などへの採集旅行に同行するようになった。2002年春より採集地にラオスが加わり、毎年数回訪れる。90年代前半より、東南アジアの女性、特に経済開発下における女性の生活の変容に関心を持って研究をしてきた。今後は、急激な社会的経済的変化の進行が予想されるラオスの女性に焦点を絞り、市場経済導入、貧困削減対策の実施、教育の振興等による農村の多様な生活や意識の変化をテーマとして、実地調査の範囲を広げつつ研究を続けていきたいと考えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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