ラオス概説

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ラオス概説

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  • サイズ A5判/ページ数 566p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784839601614
  • NDC分類 292.36
  • Cコード C0030

出版社内容情報

日本を代表するラオス研究者とラオス人研究者による共同執筆。日本で初めての総合的なラオス概説書です(ラオス文化研究所はラオス文化情報省所属の研究機関)。写真多数。

まえがき             フンパン・ラタナヴォン(ラオス文化研究所所長)   
① 地理と民族 
② 重要な歴史的できごと 
③ ラオス人民民主共和国 
④ 状況の変化と対応

ラオスの魅力と学び方                石井米雄(神田外語大学長)

第1章 北部ラオス                   フンパン・ラタナヴォン  
① 地理的条件と気候 
* 山・川・平野 
* 気候 
* 地下資源 
② 民族 
③ 習慣・芸術・文化 
* ルアンパバーン県 
* ボーケーオ県 
* ルアンナムター県 
* ウドムサイ県 
* ポンサーリー県 
* ホアパン県とシエンクアン県
* サイニャブリー県 

第2章 中部ラオス          フンパン・ラタナヴォン/カムペン・ケタヴォン   
① 地理的条件と気候 
② 行政区域と民族 
③ 交通・通信
④ 開発 
⑤ 産業と将来像 

第3章 南部ラオス                  カムボーン・ティーラプット  
① 歴史 
② 地理 
③ 気候 
④ 行政 
* サーラヴァン県
* セーコー    飯島明子(天理大学助教授) 
① 時代区分 
② 1893年10月3日の条約 
③ 全民族から成るラオ人民 
④ チャオ・アヌ 
⑤ ファーグム大王 
おわりに 

第6章 現代の歴史                   菊池陽子(東京外語大講師)
① フランス植民地下のラオス 
* ラオス植民地化の過程 
* フランスのラオス統治 
* 少数民族の反乱 
② 第2次世界大戦下のラオス 
* ラオス刷新運動 
* フランス領インドシナにおける日本軍のクーデター 
③ ラオス独立への道 
* ラーオ・イッサラ運動 
* ネーオ・ラーオ・イッサラの結成 
④ 内戦時のラオス 
* ジュネーブ会議と第1次連合政府
* ラオス内戦 
* ラオス人民民主共和国の成立 
⑥ ラオス人民民主共和国 
* 社会主義国家の建設 
* チンタナカーン・マイ政策 

第7章 民族                              安井清子 
① 多民族国家ラオス 
* 民族の数 
* 時代によって民族政策は変わる 
* 民族とは流動するもの 
② 民族の歴史 
* ラーンサーン王国を建国 葬儀 
③ 年中行事 
* ピーマイ・サーコン(国際正月)  
* ブン・マーカブーサー(万仏節) 
* ブン・パヴェート(大生経祭) 
* ピーマイ・ラーオ(ラオス正月) 
* ブン・バンファイ(ロケット祭) 
* ブン・ヴィサーカブーサー(仏誕祭) 
* ブン・カオパンサー(入安居祭) 
* ブン・ホーカオパダップディン(飾地飯供養祭) 
* ブン・ホーカオサラーク(くじ飯供養祭) 
* ブン・オークパンサー(出安居祭) 
* ブン・ガティン(ガティン衣献上祭) 
* ブン・タートルアン(タートルアン祭)
* ヴァン・サート(建国記念日)

第10章 言語 鈴木玲子(東京外語大助教授)  
①ラオ語の概要 
* 名称 
* 使用人口と方言 
* 系統 
② 発音 
③ 文字 
④ 文法 
⑤ ラオスの言語状況 
* 言語の宝庫 
* 変化するラオ語 
⑥ ラオス的な言葉 

第11章 経済         鈴木基義(鈴鹿国際大学長)
① 社会主義経済から市場経済へ 
* 社会主義革命成立後の混乱 
ラオス農業の概況 
* 各地域の農業の特徴 
* チンタナカーン・マイ政策でのラオスの農業制度 
* 農業生産状況 
② 農村の実情 
* ターサモ村の概況 
* ターサモ村農民の生活調査 
③小規模灌漑開発 
* 小規模灌漑開発の必要性 
* 小規模灌漑開発の展開 
* むすび 

第13章 村の暮らし     院多本華夫(筑波大講師) 
①水に魚あり、田に米あり 
* ラオスの地形と気候 
* 水田の形成 
* 洪水と旱魃 
* 開墾 
② 新米、うまい魚 
* 水田をめぐる風景 
* モチ米 
* 果物 
③ 肉10きれよりも魚1匹 
* ラオス料理の味の基本 
* 川の幸 
* 山の幸 
④ 高い木には精霊が 

第14章 森林資源      ブアトーン・プンサリット  
①森林の状況 
* 現在の森林面積 
* 森林の分類 
* 国の保護林 
② 森林産品 
③水棲動物と森林動物 
④ 森林破壊の影響 
* 森林破壊の状況
* 赤信号 

第15章 運輸・通信    ヴァン・スート 
① ラオスのマスメディアの歩み 
* 1893年以前の段階
* 1893~1954年 
* 1954~1975年
* 1975年から現在まで 
②ラオスのマスメディアの役割 
* タイトルと内容について 
* 役割 
* 将来 

第17章 水力発電    松本悟(NGOメコン・ウォッチ事務局長)  
①ラオスの水資源 
②ダム開発推進の背景 
③ 水力発電の現状と日本政府の協力 
④ 民間主導のダム開発の特徴 
⑤ ダムによる社会・環境影響 
⑥ 電力価格交渉と経済効果 
⑦ ナムトゥン第2ダムとタイの電力制度 
結語 

第18章 ラオス・中国国境      カムペーン・ティップムンタリー  
① 歴史の中のラオス・中国国境 
* ポンサーリー県 
* ルアンナムター県 
* ウドムサイ県 
②現在のラオス・中国国境 
* 経済の変化について 
* 文化・社会面の変化 
むすび 

第19章 ムアンシンの写本文化                      飯島明子  
はじめに 
①ラオ写本保存プログラ

ラオスと知るための、ほかに類のない「ラオスの基礎知識本」の決定版です。この一冊で「ラオス」が分かる!

目次

北部ラオス
中部ラオス
南部ラオス
政治
『正史』による前近代の歴史
現代の歴史
民族
宗教
文化
言語
経済
農業
村の暮らし
森林資源
運輸・通信
マスメディア
水力発電
ラオス・中国国境
ムアンシンの写本文化
東北タイとラオス