出版社内容情報
ドイツ簿記の16世紀から、複式簿記会計への進化、現代会計への繋がりを歴史的に考究。
目次
第1部 ドイツにおけるイタリア簿記の発達(イタリア簿記の再生―ガンマースフェルダーの印刷本『イタリアの技法に拠る二様の帳簿での簿記』、1570年;イタリア簿記の展開―ザルトリウムの印刷本『プロシアの貨幣単位、寸法単位と重量単位に拠る二様の帳簿を持つ簿記』、1952年;イタリア簿記の発展―ゲッセンスの印刷本『イタリア人の技法に拠る簡明な簿記』、1594年)
第2部 複式簿記会計への進化(17世紀から19世紀までの単式簿記と複式簿記;静態論の財産計算;動態論の損益計算)
付録 16世紀から18世紀までにドイツに出版される簿記の印刷本の目録
著者等紹介
土方久[ヒジカタヒサシ]
1942年5月福岡県久留米市に生まれる。1966年、関西学院大学商学部卒業。1968年、神戸大学大学院経営学研究科修士課程修了。1971年、同博士課程単位取得満期退学。1987年、経営学博士(神戸大学)。1968年、西南学院大学商学部助手。1971年、同講師。1973年、同助教授。1979年、同教授。1982年、日本会計研究学会太田賞受賞。2006年、日本簿記学会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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