目次
第1編 フランス国内型会計の確立(1673年商事王令における正規性の萌芽―正規性の実質的な確立;1807年商法における真実性の確立―正規性の条文化;1867年会社法における不正確性の確立―真実性から正確性への移行;1966年商事会社法における誠実性の確立―正確性から誠実性への移行)
第2編 フランス型会計とイギリス型会計の調和化(1948年イギリス会計法における真実性・公正性のイギリス的解釈―慣習法における基本原則の役割;1978年EC第4号指令における真実性・公正性のフランス的解釈―成文法における基本原則の役割)
第3編 欧州におけるフランス国際型会計の確立(1983年EC第4号調和化法における忠実性の確立―真実性・公正性から忠実性への移行;貸借対照表の規定―基本財務計算書類としての位置づけ;成果計算書の規定―基本財務計算書類としての位置づけ;附属明細書の規定―補足情報による忠実性の確立;1985年EC第7号指令調和化法における連結忠実性の導入意義―個別会計原則からの離脱根拠;会計基準の設定機関―国際会計基準への対応;研究成果)
著者等紹介
吉岡正道[ヨシオカマサミチ]
1950年千葉県に生まれる。1977年Dilp^ome Sup´erieur d’Etudes Franaises(3e Degr´e)(フランス国立Caen大学)。1991年明治大学大学院経営学研究科博士後期課程修了。1991年東京理科大学勤務。1995年フランス国立Louis PASTEUR大学客員研究員(留学)。1998年(財)産業経理協会調査研究委員会委員。1998年フランス国立Consevatoire National des Arts et M´etiers客員研究員(留学)。1999年フランス国立会計研究所(CNAM)研究員。2003年(財)産業経理協会経営戦略会計研究委員会設立。主任研究員。2003年博士(学術)
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